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昭和天皇のロールスロイス?

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昨年9月の話題でスイマセン。
つい、スペイン国王の御料車で盛り上がって色々検索していたら、気になってしまって・・・。
昨年9月、昭和天皇(当時、皇太子)がお乗りになっていたロールスロイス、
「シルバーゴースト」がイギリスで発見され、販売されたようなんです。
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車と一緒に納められていたのは、ロールスロイス社が発行した13Pに渡る仕様書。
そこに「Prince Regent」と記載されていたそうです。
また、ロールスロイス・エンスージアスツ・クラブ(本拠地イギリス)に収められている昭和天皇に
まつわるロールスロイスの資料と照らし合わせ、シャシー番号58YGであることを確認。
(コーチワークはHOOPERが担当)
1921年、昭和天皇がイギリスを訪問した際にオーダーした、と見られています。
そして1922年、英国皇太子が来日した際、納車されたようです。
最初の写真は昭和天皇が台湾訪問した際、そのシルバーゴーストにお乗りになった写真です。
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っで、物凄く気になるのは「セール・フレーザー商会」の存在。
創業メンバーの一人「E.W.Frazar」も興味が沸く存在です。
あっ、白洲次郎も取締役として在籍した会社なんです。
どんな会社なのか、調べれば調べるほど謎が深まります。
そもそもはフォードの輸入代理店だったようですけど・・・、単なる商社ではなさそう。
国債の引き受け額も、半端なかったようですし。
当時は国(イギリス?アメリカ?)の出先機関と考えても、おかしくないかもしれませんね。
現在はPTI Japanとして活動しています。
ただ、2000年にMBOされているので、もはやフレーザー商会時代の名残はないでしょう。
以下、抜粋:http://www.ipros.jp/company/238544/
ピィ・ティ・アイ・ジャパン株式会社は、1859年「フレーザー商会」として長崎で創業した
日本で最初の外資系貿易商社です。路面電車、蒸気機関車、T型フォード、
蓄音機などを日本に紹介してきました。今日、ピィ・ティ・アイ・ジャパンはユーロサーム社製品をはじめ、
高度な専門知識を必要とする特殊工業品の輸出入を事業の基盤としております。

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