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ブルーバードシルフィに乗った

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“ブルーバード”の名前は無くなる?

いつの間にやらたいそう立派になりましたね、ブルーバードシルフィ。ブルーバードって言ってるけど、そもそもはサニーの豪華版だったんですから。ブルーバードって名前も、もうどうでもいいのかな。かなり小さくなってきたし。SSSのカッコ良さを知っている世代には、なんとも寂しいかぎりでしょうけど。もうじきシルフィってサブネームで呼ぶことになるんでしょうね。


さて、このニューシルフィ。成り立ちってことでは、これまでと変わらないんですよ、実は。サニーってクルマはなくなりましたけど、事実上、後を継いでいるのがティーダ&ラティオじゃないですか。でもってこのシルフィ、ベースとなる車台はティーダなんです。ホイールベースを長くして、2リッターエンジンを積んで、はいどうぞ、というわけです(まぁ、そんなに簡単でもないでしょうけど・・・)。
東京モーターショーではじめて見たときは別になんの特別な印象ももちませんでした。だって、ショーにはもっと印象深いクルマ、いっぱいありましたからね。そりゃ地味でしょ、国産2リッターセダンは。そういうクルマなんですから。
あらためて向き合ってみると、案外キレイなカタチだな、と思いましたね。特に横から見たカタチ。サイドウィンドウのまとめ方とか、弧を描いて後方へ流れる躍動的なボディラインとか結構、個性があるんです。
相変わらず最近の日産車の顔立ちには首をかしげますし、リアはリアでどっかのモノマネみたいに見えるんですが、それ以外はまとまりも良く好印象。室内空間にこだわった割には、ボテッとしたところもないですしね。5ナンバーサイズなのに、痩せ細った印象もナシ。シルエットはよくできていると思います。
中はどうか。とにかく後席の足元が広い!これはもう文句ナシに広い。足組んで新聞広げてカプチーノが飲めるぐらい広い。もちろん、前席も十分だと思います。
気に入ったのは、インパネのデザインかな。左右非対称というユニークさがあって、しかも印象が柔らかく質感もマル。シートデザインも凝っていて、シルキースェードという新素材の触感も良く、全体的に品のいいインテリアにまとまっています。
もっとも、せっかくインテリアにこだわったなら、もう少し1点集中でお金をかけてもよかったかな、とも思ってしまいましたけど・・・。何か1つ、他には無い贅沢さがあれば、女性ユーザーをもっとひきつけられると思うのですが、どうでしょう?

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