夕方、同業のW君と神田神保町で対談。大好きなXXXの話(次号のUOMO乞う期待!)で大いに盛り上がり、そのまま担当編集Iさんと一緒に麻布十番の名店「かどわき」へ。
政財界・芸能人御用達の、有名な和食割烹。うん、そりゃいろいろと美味かった。W君なんかは、名物トリュフ炊き込みご飯のお代わりしつつ、「野心を通り越して、野望が沸いてきた」んだそう。
飯ってやっぱり大事だよなと、ふたりして激しくナットク。
で、今日の本題はここから。
実はこの日、僕は飲んじゃいけなかったんね。終わったら、ソッコーで房総半島の南の果て、野島崎まで行かなあかんかったから。翌朝からロケがあるってんで。
因果なショーバイでっしゃろ。せっかくの名店名料理。僕もいつものようにW君とがんがんイキたかったンよ。店に入る前から、なんか地団駄踏んでます状態。否、「かどわき」に行くって聞いてからずっと、そんな感じ。
美味い飯には良いお酒~。
ぜったいそうだと思ってた。お酒が飲めない人は、だからなんて不幸なことかと、人生半分損したはると、マジでそう思っていた。酒が飲めないなら、美味い飯屋なんかに行くか!ぐらいの勢いやったね。ところが・・・。
酒ナシの美味いもん、いやはや、最高やないの。
ええ酒は食いモンの邪魔せーへんっていうけど、そんなハズないわね。特にノミスケの僕らなんかは、ぜったい影響あると思う。無味無臭なんて酒、酒ちゃうし。百歩譲って、例えばチーズとワインみたいにコラボレーションが最高ってのもあるけど、それはチーズの価値を真っ当には評価してないわね。チーズにしてみりゃ、チーズとして味わってもらってはじめて、幸せなんちゃうん?なんで、いっつもあっかい液体の世話ならなアカンねや、ゆうてるハズや。
何が言いたいかっていうと、最後までホンマ、じっくり味わって戴けたってこと。出汁の一滴までしっかり胃袋に治め堪能する幸せ。こんど、好きな飯屋でもやってみたろ。
もっとも、祐天寺「寿司田辺」みたいに、酒がないとどうにもたまらん旨い店もあるねんけど・・・。
ところで。
この看板、宮本賢治に見えない?
といっても、僕は共産党員じゃあない。
今日の西川君
・乗ったクルマ
アルファロメオ159
・書いたクルマ
アルファロメオ159セレスピード、アルファロメオ8Cコンペティチオーネ
・読んでた本
推理小説
・旨かったぁ~なもの
近所のおにぎり屋さんの稲荷寿司(ソボクや)
麻布十番・かどわきの鯖しゃぶしゃぶ(出汁がまた最高やねん。黒トリュフご飯、
ひょっとしたらトリュフ最高の食べ方??for日本人)