アメリカではハリケーンが立て続けに南部を襲い、100万台が水没したのではないか、と噂されています。風が吹けば桶屋が儲かる、と言っていいのかわかりませんが、自動車の買い替え需要が旺盛になる、と前向きな意見もチラホラ・・・。そんななか、気になる商品を見つけてしまいました。「水没防止自動車カバー」です。
2012年の Top Gearフィリピン版で取り上げられていたことが記憶に新しいです。その名はFloodycarbag・・・、つまり洪水用クルマ鞄という意味合いです。最近、Facebook広告で目にしたのは、またしてもフィリピンを拠点に販売するFloodguard・・・、つまり洪水ガードという意味合いの商品。こちらは前述のFloodybagを進化させ万が一、車両が浮遊してしまった場合にクルマへの傷を最小限に抑えるために“バンパー”を車両前後、および両脇に備えています。
気になったのでちょっと検索してみたら・・・、Floodybagとまったく同じもの(同じ写真が使用されている)をAlibabaで見つけました(笑)。最低注文500枚かぁ・・・、って自動車王国通販部でさばける自信がないんで取り扱えません!
っでさらに気になったのは・・・、2008年に日本の芦森工業という会社が特許申請をしていたことです。特許使用料の支払いの有無・・・、余計なお世話ですが、あるんでしょうかね?特許申請内容はコチラをご覧ください。
アメリカでは工業用エアバッグの上にポルシェ964カブリオレを乗せて難を逃れた人
なるべく高い位置にクルマを置いて水没から免れた人、
インターネットを含む通信技術の進化のおかげか、世界各地の情報伝達を容易にさせてくれます。猛暑、冷夏、洪水、渇水・・・、異常気象なのか、気候変動なのか、通信技術の進化で情報過多なのか、この変動こそが“天候”の本質なのか・・・。それにしても最近、集中豪雨が多いように感じてしまいます。