創立40周年でF40、創立50周年でF50とスペチアーレ(スペシャル)なマッキナ(マシン)を登場させてきたフェラーリ。天文学的とまでは言わないが物凄く高い価格をひっさげて、物凄い競争率で買われていくクルマたちだ。エンスーのフェラリスタたちは、こぞってこの手の記念車を購入する…。
今年は創立60周年とあってF60が誕生するかと思いきや、「612スカリエッティ・グランツーリスモ」が記念車として投入されることになった。2002年に発表されたエンツォが実質的なF60と見てイイのかもしれない。恐らくヨーロッパの排ガス規制を考慮したうえでのエンツォ投入だったのだろう。
612スカリエッティをベースに何が違うか?一番の特徴は、パノラミックガラスルーフだ。
コイツは外の光量に反応してルーフの色を自動的に調整するスグレモノ。
あとはセンターコンソールにフェラーリ社史60年における、60の思い出の一つが刻まれた専用プレートが装着されるという。必然的にクルマは60台しか生産されない。いずれ、その専用プレートの重要度によって中古車価格が形成されるやもしれない(笑)。
あっ、まだ日本導入については、まったく分かりませんのであしからず・・・。
フェラーリ創立60周年記念車
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執筆者:koganemushi