燃料電池の生みの親であるバラード社は”単独開発”を投げ出し、ダイムラー・ベンツ&フォードと一緒に新会社を設立したばかり。もはやバラード社には「自動車用燃料電池」部門はないのです。
なぜか?
市販化にこぎつけるには、コストと時間が掛かりすぎるから。
はっきり言って、燃料電池車には逆風が吹いています。
今後、ハイブリッドカーの電池がリチウムイオン化され、プラグイン(家庭充電)も可能になれば、ほぼ無敵ですよ。あえて燃料電池車を開発する意味が、あまりないとさえ言えます。どんなに頑張っても量産コストが高すぎて、とてもじゃないけど一般家庭に普及しそうにない、と思うのです。
ホンダは2008年からFCXクラリティを市販するようですが、いったいHOW MUCH?
ズバリ、毎月600ドルの3年リースで販売するそうです。
メンテナンス代、保険代込みだとか。バーゲンですよ、バーゲン!
まともに開発コストや生産コストを考えれば、ブガッティヴェイロン並みになるはずですが・・・。
もっとも、カリフォルニア州では自動車メーカーにエコカーの一定数量の販売を義務付けているはず。
排ガスの代わりに水しか出さない、ということは凄いことです。
今まで有害だったものが、水に替われば・・・、というナレーションのテレビCMです。
CMを見るにはコチラ
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ホンダFCXクラリティのCM
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執筆者:koganemushi