久しぶりにパガーニのネタです。日本では「ウアイラ」と呼ぶ人が多いのでしょうが、
自動車王国では「ワイラ」と表記する旨、前回お伝えした通りです。
えー、今回注目してみたのは「鍵」です。アストンマーティン、フォード傘下時代に投入した
V8ヴァンテージは一部オーナーから大批判を食らったってご存知でした?理由はコレ。
別に大したことじゃないんですが、リモコンをボルボと共有していたんです。
目くじら立てて怒ってもねぇ・・・、ヴァンキッシュなんてインパネ周りは当時のジャガーXJから
まんまパクっていましたし、ラジエーターはボルボ製でした。巨大メーカーによる各種ブランド
買収は、ブランド力を生かしながら、部品や開発資源の共有、ひいては利益追求が目的です。
まぁ、アストンマーティンはその後、反省したのかクリスタル・キーで高級感を演出しました。
ポルシェはカイエンで、こんなカイエンのシルエットをモチーフに投入しましたよね。
ウケがいいのか、パナメーラでも同様の手法を用いています。
パガーニは、そんなところまで気を使ったんでしょう。
「シルエットのモチーフなんかじゃなくてミニカーにすればイイじゃん!」って
主張しているかのようです(笑)。
Horacio Pagani – Huayra Key from eGarage on Vimeo.
はい、大きなほうが鍵で、小さなほうがUSBメモリーで車で音楽を楽しめます。
いやぁ、こんな大きな鍵・・・、ハッキリ言って迷惑じゃないんでしょうか?
いっそのこと、こんな携帯電話を作って、鍵にもなるようにしてもらったほうが・・・。
Our View
A few years ago, when Aston Martin was still owned by Ford, an Aston V8
Vantage Owner damaged his key and found a Volvo badge under the leather finish.
Fast forwarding to today, we want to talk about Pagani’s latest supercar, the Huayra
and assure you that something like this will never happen to you if you buy one.
The key can be split in two halves – the first has the conventional use, while the
second holds an USB stick to store your music and play it in the car’s audio system.
But I’d prefer Pagani to offer a mobile phone as cool as this and let it act
as a car key at the same time.