1980年代に一世を風靡したアウディのエポックメイキングな「スポーツ・クワトロ」。
デザインしたのは現在マツダ・ヨーロッパのデザイン責任者、ピーター・バートウィッスルです。
イギリスの自動車雑誌、AUTOCARが氏を取材。面白いコメントを取ったんです。
スポーツ・クワトロをデザインした張本人が「Bloody Ugly」と評したんです。
Bloodyを直訳すると「血まみれ」ですが、イギリス英語では「滅茶滅茶」とか「とても」の意味。
いやはや、誰もが口に出来なかったことを・・・(笑)。
スポーツ・クワトロは、アウディ80をベースにホモロゲーション取得のために作られたんです。
しょうがないですよね。でも、デザイナーの美的センスからは・・・、ブサイクだった・・・。
バートウィッスル氏、デザイナーとして明言しておきたかったんでしょうね。
でも、この走りっぷりには、誰しもが魅了されました。
クワトロ30周年記念の「クワトロ・コンセプト」、オリジナルに比べると上手くまとまりましたね。
シャシーを流用して、複数モデルを生産する技術が確立されたことの証なのかもしれません。
Our View
While speaking with Autocar, Peter Birtwhistle went on and called the legendary SWB
Sport Quattro “bloody ugly”. Birtwhistle is currently the chief designer at Mazda Europe,
he’s particularly well-suited to comment on the lines of the boxy Audi. According to the
designer, the biggest problem facing the car is that it rides on the Audi 80 platform,
and massaging the Sport Quattro design over those cumbersome bones required
some sacrifices.
On the other hand, Quattro Concept looks good even though it’s based on RS5 chassis.
It, probably, is fair to say that the technology in platform sharing has advanced over the
years. But we still love the legendary Sport Quattro for its great handling and sound!
アウディ・クワトロは「滅茶滅茶ブサイク」
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執筆者:koganemushi