インスタグラムで71万人以上のフォロアーを集めている、アメリカ・カリフォルニア州のデイビッド・リーさん。いわゆる、ひとつの“インフルエンサー”と呼ばれる人で、アカウント名「ferraricollector_davidlee」からも分かるように、フェラーリ・コレクターなんです。本職は宝飾品販売業、不動産業、投資業、飲食業、自動車販売業などを実業家。
1週間のうち7日間、フェラーリに乗る、って決めているそうで(羨ましい!)F12TdFに乗ってIN-N-OUT(有名なハンバーガー屋)のドライブスルーでの写真をアップした形跡もあります。そんなリーさん、288GTO、F40、F50、エンツォ、ラ・フェラーリとスペチアーレすべてを所有しています。そのほか、250ルッソ・コンペティツィオーネ(現存4台か?)、275GTB6C、458スペチアーレ、GTC4ルッソ、488スパイダ、シューマッハが乗ったF1マシンなども所有しています。
一応、2代目のお坊ちゃまではありますが、自分で家業を大きくした成功者です。フォーブス誌には資産3億ドル、と報じられている人物。しかもフェラーリを多数所有し、フェラーリ社への貢献度も低くないんです。イタリアへの巡礼もこなしていますし、フェラーリ社主催のドライビングスクールにも参加。488スパイダーは北米納車初期ロットですし、F12TdFも早い段階でのオーダーができて、812スーパーファーストも速攻でオーダーを入れられたリーさん(はい、オーダーすることすら大変なんです・・・)。おまけに70万人以上のフォロアーを抱える人物です。それでも・・・、ラ・フェラーリ・アペルタの枠からハズれた、と話題になっているんです。ロサンジェルス・タイムスはよっぽどネタがなかったのか、それほど世間に注目されているネタなのかは定かではありません(笑)。
どうしてハズれたのか・・・、はフェラーリ社のみ知ることです。しかし、リーさんのフェラーリ愛は変わらず引き続き、今まで通りのインスタグラムやミーティング(フェラーリ同好者の集い)を行っていくそうです。
そういえば、アメリカで超有名フェラーリ・コレクター(故人)、プレストン・ヘンさんはラ・フェラーリ・アペルタの購入枠からハズれたことをフェラーリ社が口外して、訴えていましたね。そうこうしているうちにお亡くなりになりましたが・・・。
そういえば、日本でもエンツォの購入をめぐって当時の正規代理店だったコーンズでもすったもんだがありましたねぇ・・・。日本の某メガバング頭取を動かしてコーンズに圧力をかけてきた購入希望者が居たとか、居ないとか・・・。
飛ぶように売れる限定商品があって羨ましいと思う反面、誰に販売するか決める、という選考作業の難しさ・・・、お察しする次第です。