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ジャガー・ランドローバーをサウジで生産?

投稿日:2012年9月2日 更新日:

サウジアラビア、と聞くと”中東オイルマネー”の裕福なイメージがありますが、若者の失業率の高さが問題になりつつあります。手厚い社会保障で生活には困らないようなんですが・・・、あまりに暇でドリフト以外にストーニングなる新しい車文化も生まれているほどです。
そんなサウジアラビア、失業対策もあってか政府が積極的に工業団地への企業誘致に走っているようです。AUTOCAR INDIAがタタのラタン・タタ総帥にインタビューし、明らかになったのはジャガー・ランドローバー社のサウジアラビア進出の可能性です。
Jaguar-XF-1.jpg
サウジアラビアの鉱業会社「マアデン」とアメリカのアルミ大手「アルコア」のジョイントベンチャーが、2013年にもアルミ精錬所を稼働させるんですって。”最も効率的で、もっとも価格競争に強い”と謳われていて、そこにジャガー・ランドローバーが目をつけているようです。元々、ジャガー・ランドローバー社はアルコアの顧客ですし、今後もアルミの積極採用するようですからねっ。それに加えて、労働力の確保(必ずしもサウジアラビア人でなくとも・・・)も見込めるのでしょう。
ジャガー・ランドローバー社ではインド、中国、ブラジルなどグローバル生産体制の構築を計画中で、彼らにとって市場規模5位(ジャガー)、6位(ランドローバー)に入る中東・北アフリカ地域での生産も目論んでいるとか。ぶっちゃけ”進出しようかなぁ”、という態度を見せ、サウジアラビア政府からのなんらかの補助(直接的には資金融資、援助金、間接的には政府公用車のジャガー・ランドローバー車採用でしょうねぇ)を狙っているものと思われます・・・、いやっ、憶測ですが・・・。
ラタン・タタ総帥、そういえば後継者探しをしていましたけど・・・、結局、イイ人材が見つからないんですかね?
Our View
Aluminum is playing an increasingly important role in the construction of Jaguar-Land Rover’s new models, in an effort to decrease weight and thus, reduce fuel consumption and CO2 emissions. According to a report from Autocar India, JLR’s parent company Tata Motors is looking into the possibility of building an assembly line in Saudi Arabia.
The reason is that Saudi Arabian mining company Ma’aden and Alcoa, a leading alumina producer and supplier of many automotive companies, have formed a joint venture to construct the world’s largest aluminum smelter in Saudi Arabia’s eastern province.
Head over to Autocar India for more detail.

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