CarKingdom.jp(自動車王国)

自動車をメインに、気になる身の回りのネタを編集人独自の視点で斬る自動車王国。

News Clip へぇ

お騒がせなスパイカーが再び?!

投稿日:

オランダ・スパイカーは色々世間を騒がせてきました。経営トラブル、オーナーのマフィアとの関連性、そして一連のサーブの処理・・・。今回は珍しく(?)スパイカーの爽やかな話題がLEFTLANEに取り上げられていました。なんと100年以上前に生産された「スパイカー15/22HP」なる車両がオリジナルコンディションで発見されたそうです。場所はこの国旗が目印です。
French_Guiana.jpg
(Photo:Wikipedia)
ブラジルの横にあるフランス領ギアナ・・・、分かった人は凄いです(笑)。ジャングルのなか、コンテナに収められひっそり隠れていたそうです。理由は分かっていません。現在のオーナー、Stijnus Schotte氏は父親から写真は見せてもらったことがあるそうですが、どこにあるのかは知らなかったとか。1960年まではフランス・パリにあったこのスパイカー15/22HP、1980年代には南米のどこかにたどり着いたそうで・・・。うーん、このストーリー自体、結構謎めいていますねぇ。オーナーの父親に言えない秘密がありそう・・・。やっぱりスパイカーだなぁ。
spyker-2.jpg
車両は現在、不動車ですがコンテナのなかにはスペアパーツも。ただ、Schotte氏がレストアするか否かは決めていないそうです。そして今週末、オランダの「Paleis Het Loo」博物館で開催されるコンクールデレガンスに展示され、世界中の専門家たちが製造年月日(1905-07年で意見が分かれているそうです)を探るのだとか。また、歴史家が見繕っているところでは少なくともほかに4台は地球上のどこかに生息しているそうです。


舞台はこんな貴族臭漂う場所のようです。このような場所を利用させてくれるのは、車文化の成熟度を表しているのでしょうか?日本なら・・・、迎賓館を借りるようなもの?

spyker-3.jpg
色んな歴史とともに歩んできたこのスパイカーにドライブレコーダーがついていれば・・・、ってロマンチックなことを言ってみます(笑)。歴史年表に目を通してみると・・・
1903年:ライト兄弟が飛行機を発明する。
1904:日露戦争がおこる。
1905:日露講和条約(ポーツマス条約)が結ばれる。
1906:南満州鉄道株式会社ができる。
1907:足尾高山でストライキが起こり軍隊が出て鎮圧(足尾暴動)。
年表を見ると、いかに古い車か伝わってきますねぇ。
Our View
Dutch automaker Spyker has made global headlines over the past year, mostly, for controversial reasons. But this story is a little more upbeat: a Dutch collector has just found an unrestored Spyker 15/22 HP that is over a hundred years old. It was missing since the 1980’s but was found recently in the humid jungle of French Guiana, a French territory that borders Brazil. How exactly the Spyker ended up in the jungle is an enigma even for Stijnus Schotte, the car’s owner.
Up until 1960 it was believed to be in Paris, France, but by the 1980s it was living in an unidentified country of South America. The open-top car does not run but it is relatively complete. Schotte has not indicated whether or not he plans on restoring it. The 15/22 HP is currently on display at the Paleis Het Loo Concours d’Elegance that is taking place this weekend in Apeldoorn, Holland.
As surprising of a barn find as this might be, historians estimate that there are at least four other similar Spykers hiding around the world.
Source: LeftLane
http://www.leftlanenews.com/unrestored-1906-spyker-1522-hp-surfaces-in-french-guiana.html

googleアドセンス

googleアドセンス

-News Clip, へぇ

執筆者:


comment

関連記事

古き良きベントレーを味わえる新型車?!

南アフリカ、自動車開発(公道テスト走行)に寛容なようですね。 「政府公認高速テスト許可」なるステッカーを貼った車両、よくスクープされています。 走行テスト動画、発見したのでアップしてみます。 っで、ベ …

ブガッティヴェイロン対日産GT-R@公道

チューニング済みの日産GT-R(シルバーとシロ)、最高出力730psなんだそうです。 でも、ブガッティヴェイロンは1001ps・・・。やっぱり勝てませんよね(笑)。 それにしてもロシア、公道でやりたい …

no image

フォード凄いじゃん!

フォード、何気に凄いんです。 直近では、シートベルトにエアバッグ内蔵させて安全性向上という研究発表がありました。 また、アメリカでは「SYNC」と呼ばれるコマンドシステムが、 携帯や携帯オーディオ、カ …

BMWにはV16エンジンの開発もあった?!

一見、1980年代後半に登場したE32型の7シリーズのようですが、コンセプトカーです。 リアフェンダーにはザックリと口を開けた、エアインテークがあります。 「M70」と呼ばれる5lV12エンジンをベー …

スターリンの愛車がオークションに登場

ヨシフ・スターリン、本名ヨシフ・ヴィサリオノヴィチ・ジュガシヴィリの車が登場しました。 どういういきさつで保管されるのか分かりませんが、コレクターはどんな分野でも居るんですね。 ZIL ZIS-110 …

Facebook

アーカイブ

カテゴリー