中国における、ホンダ工場4拠点が閉鎖という事態に追い込まれたそうです。
理由は、ストライキ。工員の大部分が賃金アップを求め、工場が稼動しなくなったのです。
そりゃ皆、お金持ちになりたいだろうし、いい生活したいですよね。
あれだけ貧富の差を目の当たりにする社会において、上を見ることしかないんですから・・・。
おまけに現在、中国は労働力不足に見舞われています。
発展のスピードに労働力が追いついていないんですから。
中東の建築現場も、中国からの労働者で賄っていたようですが、
最近は全然調達できず、バングラディッシュやスリランカなどに目を向けているそうですし。
だから、労働者の売り手市場なんです。
というわけで、”中国で工場稼動”って評価されがちですが、リスク要因でもあるんですね。
経営者としては賃金を安く抑えたいし、労働者としては賃金を高く受け取りたい。
バランスをどこで取るのか・・・、福利厚生、やりがい、将来性、ボーナス・・・、難しいものです。
人件費の安さが魅力の中国が直面する問題
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執筆者:koganemushi