経済専門報道機関、Bloombergによると、不景気の波がフェラーリに押し寄せているようです。
不景気でも影響を受けにくいと思われたフェラーリですが、2011年に向けた生産目標は半減。
昨年の生産台数2万台から、1万1100台へと削減目標が発表されました。
併せて、フェラーリ社の事務職120名、工員150名のリストラすると明言。
ついでにフェラーリ工場(600名)の操業も1週間停止する見込みだそうです。
これは結構なニュースですよ、絶対。
景気の底打ちなんて報道されていますけど、二番底・・・、来ると思いますね。
世界不況の波が押し寄せるスピードが遅かったフェラーリ社ですが、
今になって余波が押し寄せているんでしょう。
まぁ、原因の多くはマセラティにあるようですが・・。
具体的に言うと、2008年には9000機のエンジンをマセラティのために生産したようですが、
2009年には4500機に半減。ちょっと「お荷物」なブランドになっているのかもしれません。
日本のケースで言うと、マセラティを決められた台数売らないと、
フェラーリの割り当てを貰えない、なんて話もあるようです。
抜群のブランド力を誇るフェラーリとは違って、苦戦を強いられているようです。
まっ、いずれにせよ、富裕層の御用達ブランドの生産減、
今後の景気指標のひとつになるとは思います・・・。
不景気の波がフェラーリを襲っている現状
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執筆者:koganemushi