実は数日前から気になってはいました。
フィスカーは、創設されたばかりの新興電気自動車メーカーです。
カーマはその代表作となる、プラグインハイブリッドカーなんです。
っで、「カーマのアルミスペースフレーム、ジュネーブで公開」という話題が今、熱いんです。
アルミスペースフレームといえば、アウディが量産車にA8から採用して有名ですが
100%自社開発というわけでもなさそうです。
Alcoa:アウディ、フェラーリ
Hydro Aluminium of Denmark:ロータス、アストンマーティン
Dana:シボレー
とサプライヤーがちゃんといるんです。
フィスカー・カーマはAlcoaかDana、いずれかのアメリカ系だと予想しています。
カーマの話題を調べてみると、不思議なことに気づきます。
アルミスペースフレーム:サプライヤー現在不明
プラグインハイブリッドシステム:Quantum Technologies(共同開発と謳ってはいますが)
バッテリー:Advanced Lithium Power(カナダの新興電池企業)
生産:Valmet Automotive(ポルシェボクスターやケイマンなどを生産中)
あれれれれ・・・、根幹部分全部、外注に見えません?
フィスカーって、プロデュース業だけ?
足りないのってインテリアとか、サスペンションとかだけじゃないですか。
でも、サプライヤーはたくさんあるから問題ありません。
なのに、エコ系ということと雇用を増やせる、という理由で
米エネルギー省から低金利融資500億円近くを引き出しています。
小規模自動車メーカーって、何気にビジネスチャンスかもしれません。
プロデュース業だけで、成り立つのであれば。
新しい自動車メーカーのカタチかもしれない
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執筆者:koganemushi