CarKingdom.jp(自動車王国)

自動車をメインに、気になる身の回りのネタを編集人独自の視点で斬る自動車王国。

Report 試乗会でこんにちは!

新型エスティマはカッコいい

投稿日:

押し出し感ばっちりで、走りも進化

横から見ると、サイドウィンドウとルーフサイドのデザインがすごくカッコいい。カタログ見てそんな風に喜んでいたのですが実はこれ、旧型と全く同じイメージなんですねぇ。ちょいと小さいだけで、旧型もなかなかええセン行ってたってコト!!


トヨタって、最近デザイン処理が上手になってきました。無理やりボリューム感を演出するんじゃなく、ラインの組み合わせで面の張りや躍動感を出せるようになったんです。これってレクサス効果かなあ。売れてないみたいだけどISとか、なぜか最近格好良く思えるようになってきましたもん。
閑話休題。
新型エスティマ、2.4Lの4WDと3.5LのFFアエラスに乗りましたけど、共通していえるのは、背の高いクルマ特有の”不安定感”がめっきり少なくなったこと。特にFF。ハンドルを切ったときの揺れが、かなり抑え込まれていて不快感がまるでないんです。
頭が揺れることなく並行に移動して、クルマの向きが変わる感じ。オデッセイなんかは、低重心設計とお得意の足回りでそれを実現していたわけですが。エスティマは大きくなっても、旧型より安定感が増した。そこですね、走りのポイントは。
ちなみにアエラスの18インチは、残念ながら履きこなせているとは思えません。スポーツカーですら難しいのにねぇ?注目の3.5リッターエンジンは、まぁ速いっちゃ速いんですけど、要らないかな。ミニバンでもカッ飛んでいたい、やんちゃなパパ御用達。でもさ、こんなんで中年暴走族やられちゃ困るんですけど・・・。
どうせ、これをベースに次のアルファードとか出るわけでしょう?きっと、今のアルファードよりもっともっと押し出しが強くなって、怖い顔つきになって、高速道路の追い越し車線をベンツ顔負けに迫ってくる。ああ怖っ。
性能、確かに向上していますけれど、でっかいミニバンオーナーさんにおかれましては、重量2トンの物体を100km/hで走らせていることをくれぐれもお忘れなきよう。習ったでしょう、物理で。運動量は「速度×重量」なのですから。
そうそう、インテリアが良かったです。2列目シートのゆったり感はなかなかのもん。電動で畳むことのできる3列目シートにもびっくり。こうやって、人間はどんどん退化してゆくんでしょうな。
オススメは、2.4LのFF。フツウのでいいんじゃないでしょうか。オプションなんだかんだ付けていくと、400万円近い値段になってしまいますから

googleアドセンス

googleアドセンス

-Report, 試乗会でこんにちは!

執筆者:


comment

関連記事

マイクロタービンがEVで活躍するのか?!

飛行機のエンジンは翼に付いているもの以外で、胴体後ろにAPU(補助動力装置)というマイクロタービンがあります。APUはメインエンジンを起動するために必要な圧縮空気の供給、また駐機中における各装置(エア …

カルロス・ゴーンがレバノンで教壇に就く

Holy Sprit University of Kaslik(カスリク聖霊大学)でカルロス・ゴーンがEXECUTIVE PROGAM IN BUSINESS STRATEGIES AND PERFO …

備えあれば憂いなし、水没から愛車を守る!

アメリカではハリケーンが立て続けに南部を襲い、100万台が水没したのではないか、と噂されています。風が吹けば桶屋が儲かる、と言っていいのかわかりませんが、自動車の買い替え需要が旺盛になる、と前向きな意 …

レクサス初のハイブリッド専用モデルHS250h

ある意味日本初の小さな高級車 レクサス初となるハイブリッド専用モデルがこのHS250hだ。レクサスのハイブリッドといえば、これまでにもGS、LS、RXで展開されてきたが、いずれもガソリンエンジンバリエ …

no image

初の量産市販電気自動車、三菱アイ・ミーブ

未来を先取りすることに価値を認める人に 電気自動車そのものの歴史はガソリン内燃機関よりも実は古いが、石油の20世紀を経てようやく量産市販電気自動車が登場した。三菱のi-MiEV(アイ・ミーブ)はその名 …

Facebook

アーカイブ

カテゴリー