CarKingdom.jp(自動車王国)

自動車をメインに、気になる身の回りのネタを編集人独自の視点で斬る自動車王国。

Report 試乗会でこんにちは!

やはり女性にお似合いダイハツエッセ

投稿日:

経済合理性を徹底的に追求した軽自動車

あけましておめでとうございます。本年もどうぞ、よろしく!
というわけで、06年”試乗会でこんにちわ!”の一発目はダイハツエッセですが・・・。


06年、個人的にはなかなか面白いスタートを切っています。最初に書いた原稿は、スポーツ新聞用のトヨタベルタ試乗記。でもって、最初に乗った試乗車はフェラーリ612スカエリッティ。そのあとダイハツエッセに乗って、マセラティグランスポーツに乗りました。エッセの原稿を書いたかと思えば、ベントレーコンチネンタルフライングスパーをひとくさり。ね、西川淳、民生からセレブまで、今年も幅広くカバーしますんで、どうかご愛顧くださいまし。
閑話休題。エッセです。
このクルマ、狙いはミラに代わるKカーのエントリーモデル。もっとシンプルに、オシャレに、経済的に、という次代を担うベーシックカーにしたかった模様。実際、価格もミラより安い値段ではじまっています。
ポイントはスタイル&インテリアと新しいエンジン。
正直言って、不惑の男が乗っていいクルマじゃないですな。全く似合ってない。カラフルな内外装のコーディネーションはなかなかイケてると思いますが、ビビッドファッションに柑橘系の香りをさせて街を歩いているような気恥ずかしさ。女性にお似合いでしょうね、やっぱり。
4グレードありますが、L以上のビビッドカラー(アコースティックカラー)をオススメします。シートがボディ同色にコーディネートされますから。
エンジンは新開発です。第2世代TOPAZ。軽量アルミブロックエンジンで、燃焼効率を追及して燃費とパワーを両立し、最新の触媒技術を使って環境にも優しい。渾身の一作。
真ん中グレードのLは、3ATです。タイヤも12インチ。乗り心地は悪くありません。上下のクッションが大きいのですが、ふわふわはしない。懐が深い感じですね。
加速は文句ありません。十分!ただ、キュウルキュルキュルキュルウウウという軽自動車独特の音は盛大に聞こえます。Dレンジ停止時のドコドコドコという低音振動も、気になるっちゃ気になる。
それが嫌な人は、10万円足してXをどうぞ。こちらは4ATの組み合わせで、断然、滑らかで静か。走り味そのものが軽っぽくないんですね。いかにも現代風の走りで。
確かに軽自動車の10万円差は大きいと思いますが、ターンランプ付きミラーやスモークガラス、オートエアコン、専用3本スポークハンドルなんかも付いての+10万円。決して高くはないと思います。ダイハツの最新エンジンをめいっぱい楽しむためにも、4AT仕様をオススメしたいですねえ。

googleアドセンス

googleアドセンス

-Report, 試乗会でこんにちは!

執筆者:


comment

関連記事

no image

続! M・ベンツBクラス

Aクラスの存在意義はただ小さいだけ? Aクラスと違って、エンジンの排気量が大きいB200やB200ターボにはクルマとしての存在理由がちゃんとあると思います。モデルラインアップにおけるバランスが崩れたり …

アメリカでのトヨタBZ4Xリコール対応は・・・、控えめに言って「神」

トヨタ初の量産BEV、BZ4Xにリコールが出されたのは今年6月のことでした。 (以下、トヨタのホームページより抜粋) 【リコール概要】1.不具合の状況 タイヤを取付けるハブボルトにおいて、急旋回や急制 …

ハイブリッドも、そうでないクルマも進化中

省エネであることが低燃費につながる ハイブリッドカーに採用されている技術はすべてが専用開発されたもの、というわけではありません。従来の内燃式エンジン搭載車で培った技術、そしてハイブリッドカー専用に開発 …

no image

プラグインプリウス試乗

プリウスをベースとしたプラグインハイブリッドに試乗。その様子を動画で紹介します。

no image

オーテックバージョンのZ期間限定発売

フェアレディZバージョンSTタイプG 40代以上のクルマ好きには、たまらんのじゃないでしょうかマルーンのボディカラーにGの文字・・・。240ZGを思い出させます。5月31日までの期間限定販売車です。

Facebook

アーカイブ

カテゴリー