売れ行きは好調のようです
新しいプラットホーム、新しいエンジン、新しいミッション。まあ、ヒュンダイとの協力関係もあったりするけれど、とにかく三菱が大事件後はじめての新型車を発表しました。
どうしてSUVか。1つには、三菱といえばパジェロで一時代を築いた4WDメーカーでありこと、そしてもう1つは復活の鍵を握るのはやはりアメリカ市場だということ、です。
けっこう大きなSUVなので、てっきりハリアーイーターなのかと思いきや、ライバルはRAV4とかCR−Vと聞いてビツクリ!要するに、クラスはそのへんで、こっちは大きいからお得だぞ、路線ってことなのかしら。しかも3列シートモデルまであるし。クルーガーあたりといい勝負するんじゃないでしょうか。かなり安いですし。
力を入れたのは、これまでのSUVとは一線を画する乗り味なんだそう。さて、その仕上がりのほどは・・・。
端的に言って、よくできたクルマでした。不快なロールは適切に抑えられています。そのうえ、6、70km/hあたりで流すと気持ちのいいこと!こういう乗り味はアメリカでもうけそうな気がしますね。ハンドリングも、前足が腰砕けにならず、割とクイックだし。
気になるのはCVTの音と加速の相関です。うるさい、と思わせたら今のCVTは負けじゃないかな。あと、出足。もう少しパワフルに走り出して欲しい。
出直しの1作目として、まずは及第点だと思います。それにしても、ちょっとカタチは平凡すぎやしないか??