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スズキMRワゴンは可能性の宝庫

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ターゲットを徹底的に絞った軽自動車

軽自動車もついに細かな商品戦略が必要な時代になってきたようです。


アルトやミラの時代からワゴンR、ムーブ、ライフの時代になり、そこからさらに細分化される。MRワゴンはこのモデルチェンジで、ターゲットを小さな子供のいる主婦に絞りました。そこから見えてくる機能性には、軽自動車の可能性を感じますね。
カタチやインテリアのデザインは、まあ八方美人系のかわいいスタイルでしょう。いいなと思ったのは、インテリアのカラーコーディネーション。茶色なんかを大胆に使っていて、けっこう品がいい。ダッシュパネルのデザインもすっきりしているし、スズキ初のインパネシフトの使い勝手もいい。
走りも特に不満なんてもんはありません。自然吸気でも十分。室内の静かさも軽自動車としては高レベルの仕上がりです。
本領を発揮するのは買い物をする主婦の声と、乗り降りする子供たちの利便性を考えたインテリア周りです。流行のマイバスケットをすっぽり収められる助手席や、引き出し式のトレイ、欲しい位置に使いやすいサイズでおかれた各種収納やフックなど、ショッピングの供としてはこれ以上ない機能性を誇ります。
それと、子供が乗り込みやすい後席。何も知らない子供たちが、みんなほとんど同じ動作で簡単に乗り込んでしまう、ほどに考えられています。なんでも開発時に近所の幼稚園児たちが協力してくれたんだとか。子供の使い勝手は子供に聞け、と。奥様機能も同様だそうです。
新車の匂いがしない、ってのも二重マル。あれ、酔う人いるでしょう。消臭天井を使っているので、食べ物なんかの匂いも残しません。

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