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Report 試乗会でこんにちは!

プジョー新型407クーペに乗った

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ディーゼルは日本導入しないの?

407クーペねえ。実はボク、406クーペに乗ってたんですよ。ピニンファリーナのやつ。しかも限定車。あれはホント、良かった。マニュアルでギア比が日本の街にまったく合っていない以外は、いいクルマだったな。


その後継モデルというわけで、ジュネーブショーに出たときから楽しみにしていたんだ。もちろんね、クーペモデルなんてものはカタチ見たときに評価の8割は決まるわけで、その伝で言えば今度の407クーペは個人的”もうちょい”な感じだったけれど、乗れば乗ったで評価が上がる場合だってなくはないし。
試乗会が行われたのはスペインはグラナダ。そこの空港ではじめて日の光の下で407クーペを見ることになったわけだけど、モーターショーで見た印象よりも随分といいんだ、これが。けっこう大柄だから存在感あるし、それにあの大口も嫌いじゃない。なにより、全体のプロポーションがちょっとフェラーリっぽい。ピニンファリーナじゃないけど、においはあるナ。
ただしね、後ろから見ると、ボクのスカイラインクーペと雰囲気似ているんだ。バンパーが厚いとこなんか、そっくり。そう思うと、単純に両者を比較したくなるわけで、FFとFRの違いがあるけれど、全体のクーペスタイルではやっぱりスカイラインクーペの勝ちだな、と。だとすれば、あとはプジョーらしい走りがどれだけ味わえるか否かで、このクルマの日本市場での評価も決まってしまうと思う。だって、スカイラインクーペは3.5L V6で350万円ぐらいで買えるでしょう?3Lの407クーペはきっと500万円超えますからね?。
さて、そんな肝心の走りはどうだったか?ひとことでいうと、セダンやSWよりも”さらにネコアシ”で◎。ワイドトレッドとローダウンサス、そしてクーペスタイルによる重心高の低さが、もともと評価の高い407系の走りをいっそうネコにしてくれたってワケ。
もっとも乗り心地そのものは、セダン系より固めなのは仕方ない。けれども、ハンドリングは一層リニアになっているし、高速安定性だって素晴らしい。ワインディングなんかじゃ、FFらしからぬ気持ちのいい足裁きを見せてくれる。
ただ、ガソリンV6はつまらないなあかなぁ。もうちょっと回して楽しめるエンジンだといいのだけれどね。反対に、回して楽しくないけど面白かったのがディーゼルターボ。トルクが440Nmもあって恐ろしいほどの加速感を味わえます。これならATでも十分楽しめるでしょう!
ベンツさんも日本市場へディーゼル入れるみたいですから、世界最高峰のディーゼル技術をもつプジョーさんも、これを日本に入れてみてはいかがでしょう。ディーゼルのイメージを変えるには、こういうスペシャリティカーでの導入が一番手っ取り早いと思うのですが。
そうだ、ディーゼルさん(19世紀前半にディーゼルエンジンを開発したドイツ人)には悪いけれど、改名するってのはどう?ユーロエコリン、とかさ。

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