アメリカではBMW i3が燃料漏れの恐れがあるとして、リコールされることになりました。「えっ?!」っと思った方、鋭いです。なぜならi3は電気自動車だからです。もっと鋭い方は、i3のオプションで用意される647ccの「レンジエクステンダー(航続距離延長を意味する意味)」エンジンを思い浮かべたことでしょう。
ガソリンタンクのベントラインがバッテリーケーブルと擦れ合って最悪、車両火災を招きかねない、ということなんです。ついてはBMWアメリカは、2014年から2017年までに販売されたレンジエクステンダー付きの全車両、1万9130台をリコールしました。
面白いのは先月までにアメリカで販売された、i3は2万5123台だという点です。つまり、アメリカにおけるi3ユーザーの実に3分の2がレンジエクステンダーを選んだ、という事実です。やっぱりEVで気になることは航続距離なんですよね!