フォードとアストンマーティンが結んでいるエンジン供給契約の期限は2013年末です。もう、さすがに古いんです・・・。そんななか、イギリスのAUTOCARがすっぱ抜いてきたのは、インベストインダストリアル(アストンマーティンの新たな筆頭株主)によるM・ベンツへの接触話です。
もともとドゥカティの大株主だった頃、インベストインダストリアルはM・ベンツならびにAMGとマーケティング契約を結んでいたことから接触しやすかったのかもしれません。M・ベンツ関係者の話として伝えられているのは、技術供与(エンジン、電子制御系)の可能性を探る電話があった、とのことです。もちろん、何も決まったわけではなく、あくまでも「接触」があったことを内部関係者が認める発言がされただけです。
ここだけの話(?)、アストンマーティンは某国産メーカーへの接触(視察含め)していることを耳にしましたし、とにもかくにもガムシャラに技術供給元を探しているんでしょうねぇ・・・。AMGのエンジンをねぇ、アストンマーティンにねぇ。悪くはない組み合わせですよね?エクスクルーシブなモノ同士ですし、パガーニだってAMGエンジンを積んでいるわけですし。
レクサスはLFAの生産を終えたばかりですけど、あのエンジンとトランスミッションをほかに使わないのはもったいない話です(エクスクルーシブさを保つために使わない戦略もアリでしょうが・・・)。日産GT-Rだって毎年進化を遂げていますが、さすがに売れ行きが絶好調とはいえないでしょうし、ドライブトレインの供給は新たな稼ぎ頭になるかもしれません(効率的な考えのゴーンCEOなら好きそう・・・、でもボリュームが小さすぎるかなぁ)。
先日の株式売却の話の際、BMW、マヒンドラマヒンドラ、トヨタなどが挙げられましたけど・・・、収まったところはインベストインダストリアル。これにならえば、世間の噂に出てこないところが技術供与するんでしょうかねぇ(笑)。
さぁ、どうなるんでしょう、アストンマーティンの動力源!
Our View
Investindustrial entered into a partnership with Mercedes and AMG when it owned Ducati. There is no confirmation of Mercedes being involved in the Aston deal, but according to Autocar, sources have confirmed the ties between Investindustrial and Mercedes have been retained. A senior Mercedes source has been quoted on Investindustrial, “We know these guys. They were behind Ducati and we had a very closely knit marketing deal with them. They rang and asked if they won the bid for Aston would we be interested in being a technology partner.”
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By the way, my sources have informed me that Aston Martin showed interest in one of Japanese car manufacturers. Lexus just announced the final assembly of LFA and its engine and transmission would be a nice combination to new Aston Martins. On the other hand, Nissan GT-R’s drive train could be used as well. Although GT-R is evolving over the years, I’m pretty sure that the sales is not THAT great. Nissan OEM drive train out to Aston Martin is not a bad idea, indeed.
Whatever the case, Aston Martin desperately needs a technology partner ASAP.