トヨタ車暴走問題で注目を浴びたのは、車両搭載型の「ブラックボックス」。
飛行機に搭載されているのは有名な話で、管制官との更新記録や事故直前の飛行機の
状態を示すデータが記録されています。これと似たようなものが、車にもあるそうです。
ブラックボックスには事故時のスピード、アクセル開度、制動力などが記録されているとか。
「ブラックボックス」と聞くと、この映像を思い出します。
ブラックボックスがあっても、結局墜落原因の真相は不明のまま・・・。
実は1990年代以降、概ねエアバッグ搭載車にはこっそり載せられているみたいです。
今までアクセス権限を持っているのは、自動車メーカーのみ。要は自動車メーカーの
安全性研究用に搭載されていた、と解釈してイイんでしょうね。
っでアメリカでは、来月から新車で販売されるすべての自動車へのブラックボックス搭載を
義務化。アクセス権限は警察、保険会社、そして自動車メーカーとなりそうな雰囲気です。
プライバシーの観点から「社会主義的」とか、ジョージ・オーウェルの小説「1984」的など
批判されているようです。GPSも安くなっていますから、きっと埋め込まれるんでしょう。
人間が動物にGPSを付けて行動範囲や生態系をを調べる時代、いつしか人間が
人間を監視できる世の中へと進みつつあるんですね・・・、皮肉にも。
<考えられるマイナス点>
・スピード違反(ちょっとでも)時の事故への保険金支払い拒否
・公権力による居場所の不要なまでの監視
<考えられるプラス点>
・事故時の証拠が出やすい
・ドライバーの特性を把握できる
悪さをするときは、古い車が最適???
Our View
The National Highway Traffic Safety Administration of America is expected to rule
next month that all new cars will need to carry “Black Box”. Yes, the same thing
that airplanes carry to record the last minutes of accident.
Many modern cars already have black box systems installed since the 1990s, on
almost all vehicles fitted with airbags. The concern for most drivers lies with what type
of information is captured, and who has access to it.
Some view this mandate as an invasion of motorists’ privacy. The data recovered
from the black box systems, however, can provide crucial insight into crash dynamics.
Exactly who’s allowed to view that information varies by state and only 13 states
currently have legislation in place regulating the release of EDR data.
If you are thinking of doing whatever type of BAD things, go and get yourself an old car.