アメリカにあるBMIコーポレーションは、流体力学を用いた研究・開発を行う会社です。
「流体」力学と聞くと、どうしても水がらみなものを思い浮かべがちですが、
実は飛行機が飛ぶ原理も、自動車の空力特性も流体力学なんですよねぇ。
中国・上海交通大学の研究所、有名なんですねぇ。しょっちゅう来日してました
っで、BMIコーポレーションは米国環境省と連携して、トラックの省エネを模索したようです。
アメリカの広い国土を支える物流は、長距離輸送のトラックですからね。
その成果がコレです。
赤くなっている部分が、装着されるエア・ディフレクターです。
この空力の見直しで、7-12%の燃費向上が見込める試算だそうですよ。
併せてCO2削減にもつながります。
っで、なぜに米国環境省と連携したか?もちろん、省エネについての研究ですが、
米国環境省のオークリッジ・ナショナル研究所にあるスーパー・コンピューターが
流体力学を駆使したシミュレーションに威力を発揮したんです。
日本のトラックでもエア・ディフレクター、流行りませんかねぇ?
運送会社にとっては経費削減と環境対応の一石二鳥だと思います。
それとも・・・、特許でがんじがらめになるんでしょうか・・・。
もっと詳しく見るにはコチラ
Our View
BMI Corporation, in conjunction with the Department of Energy’s Oak Ridge
National Laboratory, have developed aerodynamic fairings that are claimed to
reduce fuel consumption of long-haul semi trucks by 7-12 percent. Aerodynamic
fairings will also reduce CO2 emission. One stone can kill two birds!
The aerodynamic add-ons, which BMI calls the SmartTruck UnderTray System,
include five individual components that reduce the drag coefficient of tractor trailers.
Interesting idea and hopefully, it is as successful as it sounds.
トラックの燃費を向上させるちょっとの工夫
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執筆者:koganemushi