チューニングカーが集うことで有名なエッセン・モーターショーからの話題です。
M・ベンツのチューナーとして有名なロリンザーが、Easybridコンバージョンなるものを展示。
回生ブレーキ、30kW(41ps相当)の電気モーター、そしてクルマの下もしくはスペアタイヤが
収まるスペースにリチウムイオンバッテリーを搭載することで、ガソリン車をプラグイン
ハイブリッドカーにするんです。Easy Hybridが「Easybrid」の由来ですね。
計画上は電気モーターのみで30kmは走行できるようで電気のみ、ガソリンのみ、
ハイブリッドとドライバーがモードを選択できるようになっているそうです。
ハイブリッドモードの場合、航続距離は500kmオーバーを目標にしています。
エッセン・モーターショーで披露したのはスマート・フォーツーですが、同様のパッケージで
VWポロ、ルノー・トゥインゴ、フィアット500でも展開を目論んでいるようです。
ヨーロッパで人気のコンパクトカーを網羅する気でしょうか?
ポイントはリアブレーキがドラム式であること、だそうです。
ユニークなのはバッテリーを買い上げ制ではなく、携帯電話のようなリース制にする点です。
恐らく「ベターブレイス」と組むことを考えているんでしょう。毎月のリース代は必要としますが、
こうすることにより5000ユーロほどで収まる見込みなんです。ロリンザーがバッテリーの面倒を
見る必要ありませんし(笑)。これに政府の補助金が付けば、安価にハイブリッド化できますね。
テストは2011年半ばまで掛かるとされ、その後に市販化が予定されているそうです。
Our View
Lorinser has announced plans to introduce the Easybrid conversion package at
the Essen Motor Show. It consists of a regenerative braking system, a 30 kW (41 PS)
electric motor, and a lithium ion battery pack (which is stored underneath the car or
in the spare wheel well).
The system essentially turns a petrol or diesel vehicle into a plug-in hybrid.
Lorinser expects the Easybrid system will enable a vehicle to travel up to 30 km
on electricity alone. The driver can choose from running on electricity, fuel, or both
combined. In the latter mode, the range will be increased to over 500 km.
The first vehicle being testing is a Smart ForTwo, but the company foresees the
package being offered on the Volkswagen Polo, Renault Twingo and Fiat 500.
Pre-condition is the car must have rear drum brakes.
Interestingly, Lorinser is considering a mobile phone-based approach where
energy suppliers would own the batteries and individuals would lease them on contract.
The company believes such an arrangement could lower the conversion costs to
approximately €5,000.
If government incentives are added, the savings could be significantly increased.
Testing will continue through mid-2011, with consumer conversions taking place
shortly thereafter.
ロリンザーが計画しているハイブリッド改
投稿日:
執筆者:koganemushi