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Editor's Voice

ナポリタンの憂鬱

投稿日:2007年1月18日 更新日:

昨晩21時頃。事務所で締め切りに追われていると、携帯がぶるぶるした。ギョーカイの大先輩からのコール。基本的には出不精のデブ(ほっとけ!)だから、この時間の電話&呼び出しの可能性が高いものに限っては、出ないようにしている。お姉サマとかも同様。こうみえて、突発性事態に対応するのは苦手なんだな。というか、嫌い。
けど、この大先輩含め3人程度の電話&要求には、まあ体が無条件に反応してしまう。どんなにてんぱっていても、反応する。理屈じゃないな。昨晩もそう。待ってる編集者がいるというに、出撃。目指すは、六本木。
わざわざ呼び出されてといっても、いつものことで、同じように呼び出された人間がわいのわいのと飲み続けるだけの話なんだけど、2件目に行ったバーでカクテル飲みながら食べ物メニューにくぎづけになった。
ナポリタンやらオムハヤシやらビーフカレーやら、洋食べニューが、ずらり。夜はパーティがあったし、1次会でもちょいとつまんだし、お腹はもういっぱいなはずなんだけど、こういうお子様メニューに弱い。しかも、なんだか”旨いぞ”オーラが店&メニュー&ママから漂ってくる。我慢、ならねえ~。
3分悩んで、ナポリタンを頼んだ。オムハヤシにも惹かれたけれど、ナポリタン。理由もちゃんとあって、先週来、家で作ろう作ろうと思いつつも果たせなかった”夢”なのね。美味しいケチャップ、あったから。
10分後。お皿に山盛りのナポリタンスパゲティーがカウンターにでんと置かれた。

ケチャップの焼けた香りが、たまらん。具材が変わっていて、玉ネギ&ピーマンとウィンナーの黄金トリオの他に、きのこ類や茄子などが入っている。ふうん、こうゆうのもアリなんだ、と感心しながら、フォークでくるくる巻いて口に放り込むと・・・。
最初ケチャップ後旨味スープでめっちゃ旨い。ナポリタンなのに計算され尽くした美味さ。フォークでくるくる毎に訪れる、ケチャップ→旨味→ケチャップ→旨味の連続回転ワザが口内リンク中を踊りまくる。150gはあったスパゲッティが、あれよあれよと無くなっていった。美味い麻薬が入っているに、違いない!
紙ナプキンで口の周辺をぬぐって、ふぅっと大きなため息をつくと同時に、ケチャップまむしになった空の大皿をみて、大いなる憂鬱に襲われる。またもや、メタボ強化メニュー完食。しかも夜中の1時。
気が付いてみると、カウンターに座っているのはナポリタンを食べている僕だけ。あとはみんなフロアで踊っている。妙なステップを熱心に刻んでいる。空の皿の憂鬱が、さらに深まったのだけれども、「オムハヤシも美味しいから今度食べてねぇ」というママのひと言に、「もちろん!」と笑顔で答えた自分が、ちょっと可愛かったな。
で、今日の昼。まだ見ぬオムハヤシへの欲望が、かずさアカデミアパークのレストランで、ふんわり卵のオムハヤシセット注文へと駆り立てた。憂鬱なのに美味かった。
本日の西川君
・今日乗ったクルマ
VWイオスV6、スカイライン(愛車)
・今日書いたクルマ
スカイライン(またかよ)、アウディTTロードスターほか
・今日読んでた本
地球温暖化の真実、ラジオライフ二月号
・今日のランチ
オムハヤシ(かずさアカデミアパーク内ホテル1Fレストラン)

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