今、世界各国が電気自動車フィーバーに沸いています。
もちろん、車全部が電気自動車になるわけではないでしょうが、
エコへの”取り組み”として、電気自動車が普及することは明らかです。
電気自動車の充電施設にせよ、燃料電池車の水素ステーションにせよ、
日本では「インフラが問題ですねぇ」と悠長なことを皆が言っています。
つい先日、アイルランドでは向こう30ヶ月以内に1500台の充電施設を設置する、
との発表がありました。この事業を先導しているのは、電力会社です。
日本での取り組みは?
経済産業省や、各地方自治体が独自に充電施設設置施策を打ち出しています。
それはそれで結構なことのように思えますが、まとまりある動きがないのも事実です。
ETC導入時に感じた、各省庁の縄張り意識と似ています。
国土交通省内で、旧運輸省と旧建設省での争いがあったとか、なかったとか・・・。
本来なら、コインパーキングや時間貸駐車場の課金もETCで出来るはずなのに。
トヨタプリウスを筆頭にしたハイブリッド各車、三菱iMiEVや日産リーフといった
電気自動車各車、続々と世界の市場に投入されていきます。
そんな、せっかくの先行技術があるにもかかわらず、日本国内での電気自動車の普及、
イマイチ、インフラの普及が追いついていないように感じられます。
各省庁の縄張りを捨て、模範的なインフラ設備の普及、
誰かが先導すべきだと思う今日この頃です・・・。
アイルランドのインフラ普及で思うこと
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執筆者:koganemushi