スウェーデンでは「ムース(ヘラジカ・・・巨大な鹿ですね)テスト」と呼ばれる車両のハンドリングテストがあります。いわゆるダブルレーンチェンジですねっ。急激なステアリング操作をした際、車がどのように反応するか見るものです。
スウェーデンの「Teknikens Värld」誌からM・ベンツ初代Aクラス、デビュー時のスマートなどはこのテストで危険性を指摘され、急きょルーフスポイラーを取り付けたことが記憶に新しいです。そして、今回やり玉に挙がっているのはジープ・グランドチェロキーなんです。
海外(特にアメリカ)では結構な物議を醸していて、2回目のテストは複数台のグランドチェロキー、クライスラー社のエンジニア立ち合いのもとでテストを行ったり・・・。
結論として「問題が解決されるまでグランドチェロキーは買わないように」とのアドバイスで締めくくられているほどです・・・。フロントタイヤのバースト・・・、凄まじい荷重移動が伝わってきます。
そんなムーステストですが、サイオンFR-S(トヨタFR-S)もムーステストで落第、と話題になっている動画がありました。
いやはや、ブラックなユーモアです(笑)。
<Our Views>
Jeep Grand Cherokee failed the Moose Test conducted by Sweden’s Teknikens Värld.This time, a recreation of the famous Swedish road maneuver trial with a Toyota GT-86/Scion FR-S is actually funny.
It can just drift through the problem.