自動車メーカーが出すニュースで、ここまで感心したのは久しぶりだったのでシェアしてみようと思います。気になったのは・・・、ポルシェ・ノースアメリカがリリースした、カレラGTの話題です。
ポルシェ・エクスペリエンス・センター・アトランタがデモカー/トレーニング車両として保有されている2004年式のカレラGTは・・・、走行距離たったの1450マイルだそうです。世界限定1270台だったカレラGTですが、アメリカには192のディーラーが存在します。
そんなレアなカレラGTですが、お客様がポルシェ・ディーラーに持ち込んで整備を断られることがないよう、メカニックをトレーニングをしているんですって。“ドイツ気質”と一般論するのはどうかと思いますが、やっぱりキッチリしていますね、ポルシェ・・・。
年間、3~4回は当該、カレラGTを文字通りバラバラにして作業工程や作業内容を全米のメカニック相手にトレーニングしているんですって。数えてみたら・・・、なんと78回もバラバラになっているそうです!恐らくですが・・・、優秀なメカニックをディーラー内で選抜し、めったに触ることがないカレラGTのトレーニングを受けさせ、メカニックのモチベーションを上げているのでしょうねぇ・・・。
そして、何に感心したって絶対、新車を買いそびれたお客様に「売ってくれ!」って言われていますよね・・・。よく、売らずに耐えられたものです(笑)。
カレラGTのいわゆる“全バラ”動画、検索してみたのですが、Olsen Motorsportsがエンジン降ろしてオイル漏れを修理する動画しか見つかりませんでした。私はメカニックではありませんが、萌えてしまいます・・・。