ポーランドのKomfort Transという中古車販売店に、不思議なレクサスLS400(日本名:トヨタ・セルシオ)が販売されています。2代目セルシオの輸出モデルなんですが・・・、ストレッチリムジン化されているんです。
販売店の説明によるとアラブのシークがヨーロッパ滞在中(ヨーロッパのどこだよ!って突っ込みたくもなりましたが・・・)に乗っていたもの・・・、ってありがちな話で“ふーん”と思ってしまいます。ただ、走行距離わずか1万5000kmであることを鑑みるとあながち嘘ではないのでしょう。
そして、その仕上げがあまりに美しく、レクサス(トヨタ)の田原工場が関与しているのではないか、と噂されています。ストレッチされたレクサスLS400ですがテレビモニター、ビデオデッキ、自動車電話が装着されているくらいで、ゴテゴテしていません。車内のオーディオは純正のままのようですがトランクルームを見ると、アンプも追加されていますね。
たしかに写真を見るかぎり、ストレッチリムジンにありがちな無理やり感はありません。でもねぇ、だからといって田原工場がワンオフに対応できるとは思えないんですよねぇ・・・。
前オーナーのカセットテープも完備だそうです・・・。ドアポケットのアラビア文字のコレ・・・、なんでしょう?お守りですかね?
いやぁ、中東仕様のLS400をどこぞのストレッチリムジンメーカーが手掛けた、と考えるのが無難だと思います。でも、たしかにこの仕上げの良さは・・・、純正レベルだとも言えなくもないです。しかも、トヨタはコロナスーパールーミーを限定販売した過去があります。
どなたかトヨタ関係者に真相を聞いて、自動車王国にこっそり教えてください(笑)。
ちなみにこのLS400ストレッチリムジン、2018年くらいから販売されているらしいです。3万9000ユーロという価格設定が高すぎるんですかね?
そろそろネオクラシックとして価値が上がる頃ですし、この仕上げで、この走行距離なら・・・、割安かもしれません。
詳細写真はコチラ