“ベージュインテリアのポルシェ車に乗るオーナー(リースユーザー含む)に北米ポルシェ社がサングラスを無償供与”という内容の記事がMOTOR TRENDにて報じられていました。何のことやら、と思い読んでみると・・・、身の毛もよだつアメリカの恐ろしい訴訟社会が垣間見られました。
2007年〜2016年モデルのポルシェ車においてコニャック、ルクサーベージュ、ナチュラル・ブラウン、プラチナムグレイ、サンドベージュのダッシュボード色を選んだオーナーが、日光の反射がきつく安全運転に支障をきたす、と集団訴訟を起こしたんです。もうほとんど言いがかりにしか聞こえないレベルの訴訟内容です。っで訴訟コストをかんがみ昨年12月、北米ポルシェは示談に応じたんですって・・・。
オーナーへは偏光サングラスを支給する、という示談内容で最高175ドルが支払われます(9月21日期限)。そして、ダッシュボードの反射を抑える“対策”を施したオーナーには、その代金が支払われるそうです(来年6月25日期限)。まぁ、北米モデルが対象なので、日本には関係ない話ですが・・・、中国に並行輸出されたポルシェを取りまとめただけでも結構な金額になりそう(笑)。
ダッシュボードの色、これからはラインナップ数が減りそうですね。オーダーカラーにしたら、何らかの承諾書をサインさせられるんでしょうねぇ、これからは・・・。弁護士は儲かりますなぁ。
北米モデルにお乗りの方は、示談特設サイトを要チェック!