アストンマーティンに新たな筆頭株主が登場しました。最近、高級バイクメーカー、DUCATIをVWグループに売却した、イタリアのインベストインダストリアルです。BMW、マヒンドラ、トヨタ・・・、という下馬評はなんだったのやら(笑)。まぁ、そんなニュースの詳細はどうでもイイんです、大手自動車メディアがこぞって取り上げていますから。もっともソースはロイターかな?
気になるのは今後のアストンマーティンの戦略です。排ガス規制、各国の法令基準を満たすための車両開発コスト高により、多くのスポーツカーメーカーは大手の傘下に入っているものです。そんななか、必ずしも”傘下”に収まらずとも成功したのがジャガー/ランドローバーです。
ジャガー/ランドローバーはおよそ700億円を投じてマーケティング、中国におけるディーラー網の整備を行ったそうです。それで爆発的に売り上げが上がって、今後の車両開発に投じる資金を得て・・・、いい流れを掴んだんでしょうねぇ。
っで、インベストインダストリアルがアストンマーティンでやろうとしていることはというとDUCATIと同じく商品ラインナップの拡充、マーケティング、そしてディーラー網の整備、という戦略です。まぁ、あまりこう言う人もいませんが・・・、自動車は部品を外部から調達して”パッケージング勝負”みたいなところもありますもんね。某国産メーカーからパワーユニット供給の噂もありますし(!)。
現在、格付け会社ムーディーズからは投資不適格B3というレーティングのアストンマーティンが、どのような復活劇を遂げるのか気になります。
ところでインベストインダスリアル・・・、Bonami一族が所有者らしいのですが、どんな富裕層なんでしょうねぇ(笑)。
時間がある方は、ナショナルジオグラフィックが取り上げたOne-77動画なんていかがですか?
Our Views
According to Reuters, Italy’s Investindustrial has agreed to pay Investment Dar, the parent company of Aston Martin, $241 million in exchange for a 37.5 percent stake in the sports car maker. Some analysts are skeptical of Aston Martin’s long-term potential, despite the new investment. The deal doesn’t sort scale, access to technology, emissions or entry to new segments.
But Jaguar/Land Rover succeeded with heavy investments on marketing and building up dealer network in China. Investindustial says they will hope to broaden the product range of Aston Martin and build global dealer network, like they did with Ducati.
Cars can be built from outsourcing, I’m sure. There is a rumor that Aston Martin is in negotiations with one of the car manufacturers in Japan, other than Toyota, too. I cannot wait to witness the revival Aston Martin which is graded non-investment grade B3 by Moody’s,
Head over to Reuters for more detail.
http://www.reuters.com/article/2012/12/07/astonmartin-stake-idUSL5E8N73YX20121207