フランスの産業再生大臣、アルノー・モントブール氏がちょっとした物議を醸しています。まぁ、目くじらを立てるほどではありませんが、立場的に大衆の敵に捉えられがちですし、”偉い”人ならどんな法律を犯しても話題にはなりますよねっ・・・。
ルノーの電気自動車、ZOEに乗ったモントブール大臣、”フランスの未来を背負っている”、”荷室もフラットで使いやすい”なんて誉めまくり。調子に乗ってテレビの演出上(?)、警察官にセールストーク連発しているくらいですから(笑)。
自らがステアリングを握ってからは「どれだけ凄いのか試してみましょう」とアクセルをグッと踏み込みます。すると、どうでしょう・・・。あっという間に66km/hに達しているところがカメラに捉えられています。電気自動車ならではのトルクのおかげですねっ。
ただ・・・、走行していたエリゼ・パレス周辺の制限速度・・・、50km/hなんです・・・。というわけで、フランスではかなりの話題になったようです。16km/hオーバーは90ユーロの罰金と減点1点です。秘書官が編集された放映動画のチェックを怠ったのか、テレビ局側が恣意的に速度違反をカットしなかったのか?
まさか、大臣降ろしの策略・・・、って考え過ぎですよね?(笑)。
<Our View>
French minister of industrial recovery, Arnaud Montebourg, got into a bit of trouble when he drove Renault’s all-electric supermini, ZOE, for a spin outside the Elysée Palace.
Unfortunately for the minister, the TV crew that was in the car filmed him hitting 66 km/h where the speed limit is 50 km/h. The offence is punishable by a €90 (US$117) fine and one point docked from the driving license.
フランスの未来を背負う車で違反?!
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執筆者:koganemushi