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BMWのカーボン採用はかなり本気です

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BMWが世界有数のカーボンファイバー・メーカー、SGL カーボンSE社の発行株式15%を取得したそうです。BMW創業一族のスザンヌ・クラッテン女史の29%と合わせたら、かなりの大口株主となるみたいです。
今後、BMWではCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の採用を積極化し、車両の軽量化を目論んでいます。自動車メーカーの大きな流れとしてカーボンファイバーの採用が叫ばれていますが・・・、フェラーリ社だけは常に異論を唱えています。というのも、現状ではちょっとした事故でも高額の修理費を要するからです。
まぁ、だからこそBMWはCFRPの積極採用で単価を下げようとしているのかもしれませんね。かつて、トヨタ・プリウスは1台販売するごとにン百万円の損なんて噂されていましたけど、スケール・メリット(販売台数増加)によって今ではドル箱のようですし・・・。
アルミを多用し軽量化を実現しているアウディへの牽制とも言われているようですが、アウディにはグループにランボルギーニ社がありますから・・・、カーボンファイバー技術から”遠い”わけでもありません。ドイツ勢がいっきにカーボンファイバー路線を打ち出してきたとき、ほかのメーカーは万全な対抗策があるんでしょうか?
個人的には日本の素材メーカー、部品メーカーの流れが気になってしょうがないです。やっぱり東レの一人勝ちなんでしょうか?(笑)。
ソース:Bloomberg
Our View
According to Bloomberg, Bayerische Motoren Werke AG (BMW) secured a 15 percent stake in SGL Carbon SE (SGL), adding to a 29 percent holding controlled by BMW heiress Susanne Klatten, in a move that keeps rival Volkswagen AG (VOW) at bay.
BMW bought 5.2 percent of the shares directly and controls an additional 10 percent of SGL through financial derivatives, the Wiesbaden, Germany-based maker of carbon and graphite products said today. SGL, which will supply carbon fiber for BMW’s upcoming line of city cars, surged as much as 7.8 percent, valuing the stake at 474 million euros ($641 million).
Head over to Bloomberg for more detail.

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