以前、自動車王国では次期M・ベンツSクラスが特殊素材の活用を目論んでいることを取り上げました。 時代はBling Bling差別化ですっ!かつて大富豪たちは差別化のために自動車そのものを特注していましたが、そこまでやる人は限られているしメーカーにとって名誉はあれど意外と非効率なのかもしれません。
もとい。
今後のキーワードは「カシミア」のようです。Bloombergによると、フェラーリ社もM・ベンツ同様のアプローチを検討しているようです。特にフェラーリは希少性を保つために年産7000台という自主規制を設けているようで、利益率向上には1台あたりの単価を高めることが重要なんですって。
いやぁ、カシミア内装ってヤレが早そうですよねぇ・・・、って考えてしまうこと自体、発想が貧相なんでしょう(笑)。あっ、フィアット創業家一族のLapo Elkannは599にディーゼルのデニム素材でシート(YouTube動画は削除されてしまったようです)を作らせていたようで、これも採用される見通しです。
でも「付属品」で稼ぐことって重要で今後はトラベルキット(スケドーニでもなんでも)、モデルの特別装丁本(1冊20万くらいしちゃうゴージャスな感じ)、モデルごと&オーナー専用腕時計(分かる人にしか分からないような)、専用ドライビングシューズ(オーダーメイドで1足50万くらいしちゃう感じの)、なーんて戦略も出てくるかもしれませんね。
Our View
We’ve featured an article on the NEW materials being used for the interior of cars. Bloomberg is reporting that Ferrari is going for cashmere. As Ferrari limits its annual production to 7000 cars, it is vital for them to raise the profitability of the car by offering “specials” and meet customers’ desire to be different from other Ferrari owners.
Head over to Bloomberg for more detail.
フェラーリはカシミア内装で差別化!
投稿日:2011年10月25日 更新日:
執筆者:koganemushi