2013年にデビュー予定の次期M・ベンツSクラス(写真はイメージです)。
egmCarTechによると、M・ベンツでは内装にカシミア、シルクなどの素材を検討しているとか。
シルク、と聞いて真っ先に思い浮かべるのが旧型日産プレジデントです。
バブル真っ只中とデビューとあってかオプションにはダイヤモンド入りのキーや、
シルクウールなどが設定されていました。残念ながら乗ったこともありませんし、
どれだけ優れた素材なのか語ることができません。ちょっと調べてみると、シルクウールとは
絹糸と梳毛糸で織った織物で平織、紋織などがあるそうです。丈夫で絹の質感もあるため
高級お召など和装の長着や羽織、コート、洋服地などに用いられるとか。
ここまで書いてまたまた思い浮かぶのは日本が世界に誇る、御料車です。
トヨタ・センチュリーロイヤルです。残念ながら乗ったことはなく、シートのウールシートが
どのようなものなのか・・・、語れません(笑)。ついでに言うと天井には和紙を、
乗降ステップに御影石があしらわれているそうです。
世界的に見て景気は芳しい状況ではありません。
個人的な想像ではありますが、新興国のバブルは凄まじいのでしょう。
しかも新興国の国民全員がバブっているのではなく、一部富裕層が”あり得ない”レベルで
稼いでいるのだと思います。そして本来「一部」なのに、その数が意外と多い・・・。
まぁ、想像ですけどね。
最近のBling Blingへの需要の高さ、一部富裕層の極端なまでの財を感じさせます。
求められているのは・・・、やっぱり「差別化」なんでしょうねぇ。
AMGでは「ブラックシリーズ」に力を入れていますし、M・ベンツでは「デジーノ」で導入?
まっ、昔は耐久性の高さから本革シートを運転席(運転手)に採用し、後席は布でした。
シルクやカシミアをシート素材へ採用するのは、原点回帰な雰囲気があります(笑)。
内装での差別化、今後需要は高まるばかりでしょうね。
国産メーカーも内装差別化に対応する部門、設けるべきだと思いますよ。
コストが問題なら、それなりの価格設定にすればいいだけのことです。
携帯電話が1台100万円でも「差別化を図れる」というだけで売れるんですよ?!
あっ、あと次期Sクラス、バナナ木目パネルの採用も検討されているとか・・・。
バナナ木目って・・・、高級なんですね(笑)。
Our View
A report by egmCarTech claims that Mercedes-Benz is considering using exotic
materials like silk and cashmere. Use of these high-end yet delicate touchpoints is
still under consideration, as is the use of banana wood as a new veneer. Our guess
is that the materials will be served up as costly options, possibly as part of the
Designo individualization program.
We’ve had silk wool interior for previous Nissan’s most luxurious model, President,
in the past. As for Toyota Century Royal, a special model that serves as
Emperor’s limousine, specially woven wool is used for seats, traditional Japanese
paper is placed on the cealing and granite is placed on the door steps!
Individualization will be important more than ever to the RICH.
Global economy may be looking gloomy but for those who are making money
in the new economy, they are making astronomical figures somehow.
Why else are we seeing BLING BLING these days????
次期M・ベンツSクラスの内装へ特殊素材採用?
投稿日:2011年7月28日 更新日:
執筆者:koganemushi