ポルシェ・チューナーとして名を馳せてきたゲンバラ、創業者は依然失踪中です。
昨日、新生ゲンバラ誕生(=ゲンバラ復活)が発表されました。
CEOを務めるのはアンドレアス・シュワルツ氏(写真右)で、
出資をするのはステフェン・コルバッハ氏(写真左)。
破産管財人によってゲンバラの資産売却が執行され、
ブランドの権利関係周りを新生ゲンバラが購入した、との発表のみです。
引き続き生産されるのは:
Avalanche (911)、Gemballa Mirage GT (カレラGT)、GT Aero 3 (カイエン)、
Tornado (カイエン)、 MIG-U1 (フェラーリ・エンツォ)
世界のディーラーネットワークは、以前から変更なしとのことです。
10月にはパナメーラベースのものと、現行カイエンベースの新作を発表する予定だそうです。
何が謎って・・・、ゲンバラ失踪前に「ゲンバラ・スポーツカー」という新会社を創設者、
ウーヴェ・ゲンバラの母親名義で設立しているんです。その会社の行方について、
どの自動車サイトも触れていません。あまりにスムーズに新法人への移行も、謎です。
元々のゲンバラの法人破産申請の申し立ては、ウーヴェ・ゲンバラの奥さんがやりましたし・・・、
なんかすべてに計画性を感じます。まぁ、何か問題があれば捜査機関が動くでしょう。
ウーヴェ・ゲンバラなきゲンバラ・ブランド、今までの過激さをキープできるか否か、注目です。
22人の従業員で再スタートだそうです。
チューナー、ゲンバラ復活への道のり
投稿日:2010年8月24日 更新日:
執筆者:koganemushi