CarKingdom.jp(自動車王国)

自動車をメインに、気になる身の回りのネタを編集人独自の視点で斬る自動車王国。

Report 試乗会でこんにちは!

レクサス試乗会 顛末記

投稿日:

京都でのレクサス試乗会の裏話

東京から京都に向かう日の朝、でかけのテレビで今日の運勢を見た。さそり座はなんと12星座中もっとも幸運らしい。気を良くして、レクサス試乗会へと出かけたのだが・・・。


あらかじめ新幹線のチケット(グリーン車だ!)が送られていて、その列車に乗れば、みんなで観光ツアーよろしくスタート地点である京は南禅寺まで行けるのだから、1人だけ乗り遅れるわけにはいかない。
事務所までBMW740iで向かう。余談だが、このクルマ、相当にいい。とてもいいクルマなうえに、とてもBMWらしい!でかいのに身のこなしがよく、都内でも大きさは気にならない。エンジンよし、ハンドリングよし。こういうクルマになって欲しいね、レクサスも、なんて思いながら走らせた。
その日返却だったから、事務所に預けておかねばならない。家からだいたい15分。事務所から品川駅まではタクシーで10分ぐらいだから、30分もみておけば大丈夫だと、いつものようにたかをくくったのが大間違いだった。
まず事務所のガレージで便意を催してしまった。我慢できるかと思いきや、まるでダメそう。慌てて事務所に駆け上がる。これが第一の誤算。
重い荷物(出張3日分!)を引っ張り、汗だくで大通りまで走る。いつもならスグに捕まるタクシーが来ない!5分も空車が見えない。第2の誤算。
もうぎりぎりだ、というタイミングで1台空車が。手を上げたら、交差点の向こうで停まった。路地から出てきたオバハンが停めたのだ。”オレのほうが先じゃい!”って大声を張り上げるも、薄笑いを浮かべたオバハンはそくさと車内へ。クソ。第3の誤算。
品川駅のホームに着いたのは、乗らなきゃいけないのぞみが出て、4分後であった・・・。
まあ、そんな最悪のスタートだったが、それとレクサスの評価とは何ら関係はない。京都駅に25分送れで到着。ボクひとりのためにスタッフが1人、ホームに残ってくれていた。ハイヤーで南禅寺に向かう。おしぼりと抹茶のアイスティーが旨い!やっと一息つく。
南禅寺では、門の前にシルバーのGSがデーンと停まっていた。なかなか渋い演出。これなら外国人じゃなくても喜ぶだろう。出迎えてくれたのは、オフィシャルカメラマンで旧知のHさん。この人、京都はむっちゃ詳しい。
スタート地点では、なんとザッカー誌の大編集長サマが待っていてくれた。恐れ多いとはこのことダ。慌ててGS350AWDに乗り込む。市内を抜けて、一路、比叡山へ。
しかし、懐かしいな。南禅寺あたりは、学生時代に下宿していたところ。今見ると風情がたまらなくいい。すんでいた頃は、なーんも感じなかったんやけどな。惜しいことした。
なんて話をJ編集長としていると、じきに比叡山ドライブウェイに入る。助手席の乗り心地は問題なし。音も静か。AWDを意識することはない(当たり前か)。試乗会会場のロテル・ド・比叡にはスタートして30分足らずで到着した。
試乗会会場となったロテル・ド・比叡は、フレンチモダンな建物だけでなく、ロワゾ・ブルーというフレンチレストランでも有名。そこでランチ、でしたがビュッフェスタイルだったので、ちょい残念。だったらレクサス乗り倒していた方が楽しいや、とばかり、全仕様にトライした。
試乗の顛末はすでに読んでいただけたと思う。結論としては、SC430は雰囲気で乗りたいクルマ、GSは350ノーマルタイヤがベスト!
夕食を兼ねた会席は寺院の書院で、京都吉兆の仕出しを食しながらとなった。茶を喫し、芸樂をたしなんだ後の会席。表現したかったのは、日本の文化や伝統に基づいたもてなしの心だったか。言われずとも感じ取ることが、日本人の心であったりもする。
それが、レクサスの高級やプレミアムや上質に、消費者の判断として現れるのはいつの日か。
東京へ帰ったら、早速レクサス店を覗いてみようと思う。

googleアドセンス

googleアドセンス

-Report, 試乗会でこんにちは!

執筆者:


comment

関連記事

ポルシェデザイン×PUMA

ポルシェ911ターボSの0→100㎞/h加速は2.7秒です!それこそ・・・、アクセルをグッと踏み込めば、あくびしている間に100㎞/hオーバーの世界に突入です。その速さを祝して、ポルシェ・デザインがP …

no image

プジョー308SWはモダンプジョーの表れ

SWを選ぶのがプジョーらしさを満喫できる早道 個性的なスタイリングや、いわゆるネコアシに代表される走りのテイストだけがモダンプジョーの魅力ではない。他のモデルには無いユーティリティの高さも挙げておきた …

no image

BMW3シリーズがマイナーチェンジ

走りが楽しめる、という点ではライバルたちを寄せ付けない 「BMWらしさ」とは簡単に言うと、普段遣いでも乗ってわくわくできること、だといえるが、それをベーシックにかつストレートに表現しているのが3シリー …

no image

新型MLはオフローダー Part2

M・ベンツらしさを得た実力派 前後とも新しいサスペンションが装備されましたが、どんな凸凹道やぬかるみでも立ち往生しないよう、新たに4ESPを採用。これが、グラチェロの電子切替デフ”クォドラ …

プロゴルファーの戯れ・・・

ゴルフダイジェスト・オンラインによると現在、世界ランク58位のプロゴルファー、イアン・ポールター選手が、面白い動画をインスタグラムに投稿していました! 現在、5億円ほどで取引される、フェラーリ・ラフェ …

Facebook

アーカイブ

カテゴリー