ベントレーが不景気の底は見えた、と発表しました。気になる今年の販売見通しは約5000台。
多いようにも、少ないようにも捉えられる数字ですが、2007年に比べたら半分です。
ここ最近、ヨーロッパやアメリカの販売がジワジワと戻している気配があるようです。
ドバイショックうんぬんある中東ですが、意外と販売は安定しているとか。
中国は「爆発」的に売れているようで、中国マネーの凄さを感じさせます。
弾ける弾けると言われていますが、ババを掴む前の引き際が大切ですね。
っで、ベントレーなんですが2008年度は1350万ドル(10億円強)の利益、
2009年は2億6200万ドル(240億程度)の損失を計上したそうです。
高級車の販売台数から、政府関連団体の景気指数発表よりもリアルに感じられます。
また、日本についての言及は一切なく、小さなマーケットであることを再認識させられます。
ここ最近、日本において新車が売れていないのは明白ですから、中古車相場は2通りを想定。
1.新車、中古車ともに自動車販売台数が減り、中古車相場暴落
海外への輸出ビジネスが活気づく可能性があります。
かつて日本人が海外の中古車市場から車を買い漁った、逆のバージョンですね。
2.新車販売台数が少ないので、中古車でレアな存在となり、中古車相場が高騰
不況を理由に仕入れを叩き、販売とのきは希少性で強気の値づけができる。
20年前の日本の中古車市場に逆戻りする感じですね。
いずれにせよ、何気に中古車ビジネスにはチャンス到来な感じもします。
ただしオークションでの仕入れに頼るのは、危険ですねぇ・・・。
ベントレー販売苦戦から垣間見える不況
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執筆者:koganemushi