M・ベンツの最新ディーゼルエンジン関連で気になることがチラホラ・・・。
まず、2万5000kmごとに交換(補充)する必要がある尿素水(1000kmで1l消費)。
10リッター2000円で販売とのことなんですが、現在のところ工賃未定なんです。
アメリカでは1リッター約700円ほどで販売したディーラーが最近、消費者団体に叩かれました。
そう聞くと日本の販売価格は安く感じますけど、トラック用のAdBlueって、1リッター80円程度です。
AdBlueって32.5%尿素水溶液に与えられた商標で、M・ベンツ専用じゃないはずです。
ついでに言うと日産ディーゼルがドイツ自動車工業会に譲渡したんですよ。
まぁ、1リッター200円でも、1リッター80円でも、自家用ならほとんど気にならないでしょう(笑)。
私が興味を持ったのは、次の話題です。
Cクラス、Eクラスともに新たに設定された、2.2lの最新ディーゼルエンジン(OM651型)は、
誰しもが絶賛している小排気量、高効率、クリーンでエコです。
乗ると低速トルクが太いですし、ホントご立派・・・、ちゃんと動いているときは。
しかーし、どーもイギリスでは大量に壊れているっぽいんです。
まだリコールにはなっていないようですがイギリスM・ベンツも問題を認め、対応中のようです。
新たに搭載されたDELPHI製の「ダイレクト・アクティング・ディーゼル・ コモンレール・システム」が
トラブルの原因だと考えられています。どうも、インジェクターが動作不良を起こすようなんです。
日本仕様とイギリス仕様で違いがあるのか、ないのか、定かではありません。
でも肝いりの最新ディーゼルエンジン・・・、きっと同じでしょうね。
今後、オーナーから発信されるであろうユーザーレポート、要注目です。
M・ベンツが知られたくない、イギリス問題
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執筆者:koganemushi