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新興EVメーカーにピカピカの女性役員が就任!?

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2019年、フォードはRivan(ライヴァン)というアメリカのEVスタートアップに5億ドル投資しました。アマゾンは7億ドルを同年2月に、そしてコックス・オートモーティブが9月に3億5000万ドル、T. Rowe Price Associates, Incが率いる投資ファンドは12月には13億ドルの投資を行った会社です。物凄い資金調達能力です・・・。あっ、ブラックロックの資金も入ってますね。

フォードの目論見は、Rivanのプラットホームを用いたリンカーンブランドへのEV供給でした。過去形なのはつい先日、その計画を白紙撤回したんです。とはいえ、フォードとしては、Rivanとの関係に終止符を打ったわけではなく、当初のリンカーンブランドへの供給を白紙撤回しただけ、とのことです。

また、Rivanの取締役として、フォード・オートモーティブを率いていたジョー・ヘンリックスが派遣されていたのですが、2月に突如退社。フォードのジム・ハケットCEOとジム・ファーリーCOOと馬が合わなかった、とも噂されています・・・。まっ、日本に限らず、世界中どこでも出世競争にはいろんな話が飛び交うものです・・・。

そんなRivanの取締役の空席を埋めるべく抜擢されたのが、アレクサンドラ・フォード・イングリッシュさんです。

2017年からMBAインターンとしてフォードのモビリティプログラムに参画。間もなくして自動運転部・部長、2020年2月にはコーポレート・ストラテジーの部長に昇格です・・・。インターン前はトリー・バーチGapとファッション界にいらっしゃたんですけどね。

スタンフォードで生物学部を卒業後、ハーバードでMBAを取得、という経歴の持ち主。まぁ、それ以前に「Ford」の名前がつくことからピンときますよね?ええ、フォードのビル・フォード会長の愛娘です。いやぁ、ピカピカな経歴にピカピカな家系・・・。

フォード家の家系図なるものが・・・。まずはWikiからご覧ください。

Rivanではフォードで培ったモビリティ、自動運転などのノウハウを生かして・・・、なんてコメントをジム・ハケットCEOはしていますけど、どーなんでしょうね?なーんか、フォードから遠ざけた人事のように聞こえなくもないですが、出資者の面々を見ればわかるように期待値の高いRivanだけに目が離せません。

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