CarKingdom.jp(自動車王国)

自動車をメインに、気になる身の回りのネタを編集人独自の視点で斬る自動車王国。

Report へぇ 覚悟はいい?

アメリカの事故車はロシアに行く?!

投稿日:


YouTubeでちょっと気になる鈑金職人のチャンネルを見つけました。彼の名はアルトゥール・チュシックでロシア人です。ただひたすら色んな車両の鈑金模様をまとめた動画なんですが・・・、1本あたり10分以上もあるものでも、なかなかどうして見入ってしまいます。

まず気になったのが、ロシアでは売っていないはずのレクサスNX200ターボです。ロシアにはNX200は導入されていても、NX200ターボは未導入。フロントバンパーのディーラープレートを見ると、「レクサス・オブ・コンコルド」と記されています。なるほど、事故車を“そのまま”の状態でアメリカで購入してきて、ロシアで鈑金塗装してロシア国内で販売、ってことなんでしょう。きっと労働力の安さを考慮したうえでの戦略・・・。っで、アルトゥール、一人でコツコツと直していくんですよ。


ジグも使わないし、フレーム修正機も使わないけど、なんとかカタチになるもんなんですねぇ。中古部品も活用してコストを抑えていることが伝わってきます。メジャーで測って修正しているのには、ちょっと絶句・・・。でもドア回りの修復、ほぼ文句なしでしょう。鈑金に1週間、塗装に1週間、だそうです。あとはトーイン調整さえしっかりしとけば、とりあえずは真っすぐ走りますしねっ・・・。

しっかしねぇ、これを「修復歴車」として販売しているのか、ただただ「格安中古NX200t」として販売しているのかは定かではありません。いやぁ、事故車を破格で購入してきて、ロシアでポッと直して相場で売っているんだったら・・・、ボロい商売です。中古車に乗るのであれば、修復歴の見分け方って大切だと思った次第です。

それにしてもねぇ、このBMW2シリーズなんて廃車にしたほうがイイと思うんですが・・・。

でも・・・、癖になりませんか、この動画?(笑)アルトゥールのボソボソとした話し方、アーク溶接を使うときの息遣い、なーんかハマります。もっとご覧になるには、アルトゥールのYouTubeチャンネルをチェックしてみてください。

 

googleアドセンス

googleアドセンス

-Report, へぇ, 覚悟はいい?
-, , , , , , , , , , , , , , , , ,

執筆者:


comment

関連記事

ダッジは電気自動車になってもV8サウンドを維持?!

アメリカのマッスルカー代表格、ダッジが「SPEED WEEK 2022」という自社のイベントで、次世代ダッジ・チャレンジャー(電気自動車:BEV)を公開しました。正式名称は「ダッジ・チャレンジャー・デ …

パトカーに改造されたフェラーリ348ts

アメリカCBSニュースが取り上げていた、コロンビアからの話題です。 2007年、コロンビアの麻薬事件、マネーロンダリングなどで逮捕されたエルナンド・ゴメズ・ブスタンテ・・・、通称「ラスグーノ」、「スク …

自動車メーカーを支える部品メーカー、マーレ

アストンマーティン用V12エンジンです。 アウディRS6用V8エンジンです。 フォードフォーカスST170用直4エンジンです。 イギリス、ドイツ、アメリカの3メーカーのエンジンには共通項があります。 …

3Dプリンターとオープンソース

3Dプリンターって今のところ身近じゃないかもしれませんけど既に存在する技術ですし、あるとかなり便利だと思います。理論的にはカタチがあるもの全てを再現できるんですから、車の部品でも飛行機の部品でも作れて …

no image

フィアット創業一族の車がYOUTUBEに投稿された

艶消しツートーンカラーをあしらった、このフェラーリ599。 所有しているのはLapo Elkannという人物です。 彼、フィアット創業一族、アニエリ家の曾孫(女系なので苗字が違う)だそうです。 早い話 …

Facebook

アーカイブ

カテゴリー