高級携帯電話のパイオニアといえば、VERTUでしょう。たしかボタンひとつで
コンシェルジュにつながって、どんなワガママなリクエストにも常識の範囲内で応えてくれた
と記憶しています。予約の取りにくいレストラン、混雑時でも何とかしてくれるホテル予約、
航空券の手配、見知らぬ場所での遊び場所提案・・・、などなど。
AMEX(プラチナ以上かな?)やレクサスコールでも同様のサービスは存在します。
個人的に驚かされたのはAMEX(センチュリオン)で格安航空券の手配をお願いしたら
格安で有名な旅行代理店で手配するよりも安かったことです(笑)。
仕事・・・、できますよ、コンシェルジュ!
まぁ、VERTUはそもそもブランド化しており、素の携帯だけでもステイタスシンボルとしての
役割を果たします。それでも足りない、という人にはフェラーリとのコラボモデルも・・・。
いやぁ、サイドから見るとエンジンのヘッドカバーみたいでカッコ良いです。
何百万円しようと買える人はいらっしゃると思います。でも、売れ行きはどうなんでしょう?
日本でVERTUを使っている方、まだボクは拝見したことがありません・・・。
そんななか、高級腕時計ブランドも携帯電話界への進出が始まるようです。
正確には「アンドロイド携帯」への進出です。あのユリス・ナルダンがSCI
(サイエンティフィック・セルラー・イノヴェーションズ)と組んで2012年からの販売を
計画しているようです。その名も「チェアマン」。
単に高級腕時計ブランドのバッジを纏っているわけではありません。
ぬぁんと・・・、腕時計のムーブメントを用いたハイブリッドモデルなんです(笑)。
どれだけの発電量があるのか不明ですが、ムーブメントが発電してくれるそうです。
太陽光発電のほうが効率的じゃない?なーんてツッコミは野暮です。
基本はステイタスシンボルに過ぎませんから。
しかしねぇ、耐久消費財でライフスパンが短い携帯電話で、ブランドビジネス・・・。
1台5万ドル(約400万円)ほど、と噂されています。ユリス・ナルダン携帯の事前予約はコチラ
Our View
Scientific Cellular Innovations (SCI) presents the new WAVE Collection for the
Ulysse Nardin Chairman smart phone. Ultra modern design of this smartphone is
built to perfection. This new collection showcases Ulysse Nardin’s nautical heritage
by incorporating intricate wave designs throughout, including within the bezel
underneath crystal details, the ceramic inlay between the keys and the battery cover.
Similar to an automatic watch that receives power from the force of a rotor,
the Chairman does the same: charging a built-in battery using the kinetic energy
of the moving rotor to supply supplemental power to the Chairman…
But the life cycle of mobile telephones are quite short in comparison to other
consumer goods… Will luxury mobile telephones become a big business or not
is uncertain as far as we are concerned.