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トヨタリコール公聴会に追い風と逆風で,嵐

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アメリカ下院議員のトヨタリコール問題に関する公聴会、日本時間の25日午前1時に開催です。
リアルタイムで中継されるてもオカシクない、重要な問題だと思います。
トヨタ自動車が好むと好まざると、Made in Japanのブランドに関わる事柄ですから。
日本ではどうもハイブリッド車のブレーキ問題が大きく取り沙汰されていますが、
・リコール対応の遅れ:トヨタ側、そして米政府機関両者
・リコール隠しの疑惑:トヨタ側、そしてトヨタから圧力の有無
・トヨタ車、急加速問題:アクセルペダルではなく、電子スロットルコントロールの疑い

と実は様々な論点があるんです。
<追い風>
豊田章男社長の出席については、海外のメディアのほうがシンパシーを抱いているようで
・豊田社長は人前に出るのが苦手(会社の顔なんですが・・・)
・豊田社長は英語が苦手(留学して学位を取得してるのに・・・)
・北米責任者のほうが適任(これは自動車王国がずっと主張していること!!)
面白かったのはFOX NEWSとウォールストリートジャーナル記者のコメント。
・そもそも公聴会で質問する側は、GMの大株主(アメリカ政府)という意味でアンフェア
・公聴会で物事が解決したためしがない
・公聴会不参加はトヨタの素晴らしい判断(この時点では行かない予定でした)
・何百万台のうちの4台で暴走って、むしろ製品として優れているのでは?

<逆風>
アメリカのabcが特集でトヨタ車の電子スロットルコントロール不良を再現させたんです。

南イラノイ大学の自動車工学部のデーブ・ギルバート教授が、
トヨタ車の電子スロットルコントロールに問題があると指摘し始めたんです。
電子スロットルコントロールユニットをショート(!)させると、セーフモードがなく、
また、異常をコンピューターが認識もしなければ、記憶もしない、というのです。
そもそもショートさせるって・・・。しかし自動車工学部の教授としてはモノ申したいようです。
ショートすることも想定して設計するのが当然で、セーフモードがないのはオカシイ、というのです。
なるほど、一理あるような気もします。
じゃ、どのような状況でショートするのか?
・生産時のミスが経年劣化
・錆が発生した場合
うーん、誰かほかのクルマ(できればアメ車で!!)で同じことを再現してみて欲しいです。
それにしてもショートさせりゃ、どんなクルマも予測不可能な動きをすると思うんですけど。
そこにセーフモードもへったくれもないような・・・。
追い風側は、トヨタの巨額の広告費に目がくらんでいるような気がしなくもないですし、
逆風側はabcだけがこんな再現を、しかもショートさせることで報道しているのには悪意を感じます。
ついでに言うとabcは政府系ですしねぇ。
あぁ、あと元トヨタの弁護士、守秘義務を破ってハイラックス(アメリカ名4Runner)が横転しやすい、
体質的に、継続的にリコール隠しを行ってきたって騒いでるんですよね。
マスコミには、ちょっと黙殺されてるんですが・・・。

以下、担当者のつぶやきですので、あまり気になさらず・・・。
・リコールは良いこと(WINDOWSの更新みたいなもんでしょ?)
・リコール隠しは悪い(結局、事実が暴かれますからね)
・リコール対応遅れ、謝る(事実掌握、問題解決、対応策検討に時間が掛ってスイマセンって)
昨今、日本のメディアの厳しいコメントには、ちょっと驚いています。
やれトヨタの傲慢さの現れだ、とか
トヨタ創業者の心を忘れている、とか
豊田社長の社長就任は早すぎた、とか
もう好き勝手言ってません?

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