最近、テレビをよく見るようになった。でもって、チャンネルをよく変える。まあ、ネット感覚。
当然、飯食いながらにしても雑誌読みながらにしても自転車こぎながらにしても、どっかのチャンネルに落ち着いた方がいいわけで、それを探しながらプチプチ(昔はかしゃかしゃって表現やったけど、今は何?)やるわけやけど、なんのことはない。結局、落ち着くのは野球。ほら、今は夜だけじゃなく、朝から大リーグとかあるし。
巨人ファンなんやけど、もう勝ち負け気にしてとかそういう応援はしない。そういや、ドームに行かなくなって久しい。つい何年か前はシーズンチケットも買っていたんやけどなあ。要するに、ゲームの行く末なんか、もうどうでもええんです。バッターとピッチャーの、対決すらどうでもいい。なんとなく1球1球見てるというか流しているというか。その結果としての対決やゲームの行方には無頓着なわけ。人がタマ投げて人が見送るか棒を振る。そういう意味では、応援合戦のない大リーグの中継の方が落ち着くのかも。
まるでBGMなんだよな。音楽聞きながら何かをする(運転も含めて)ということを大学時代の終わりに放棄して以来、ボクにはBGM的なものがほとんどなかった(ビンボーゆすりぐらいだ)から、野球というBGMを見つけて何だかフツウの人になったようで、嬉しい。
今から夏の甲子園が楽しみになってきた。一日中、野球やってくれるしね。そういや、大阪のリクルートで営業していた時、よく甲子園に行ってさぼっていた。甲子園の近くにお客さんもいたし。ありえない日焼けして帰るから、怖い先輩にはバレバレなわけやけど、「飛び込み営業をかけるビル探して上見ながらずっと東大阪歩いてましてん」なんていう下手クソな言い訳を聞いて、「カチワリ食いながらやんなぁ!」と大笑いしながら頭を思い切り張ってくれるその顔には、教育と愛情の両方があったように思う。
その先輩もきっと、何年か前は甲子園に通っていたに違いない。そうして、その後トップ営業マンにもなった。だから何?その人が優秀やっただけやろって感じやけど、そうやって前へ進んでいた時代もあったというお話。そんなDNAの繋ぎ方もあったことよの、と。
ん?今日は食い物にオチへんなあ。まあ、そんな日もあってええやろ、じゃつまらないから、前回に引き続き、鯖棒寿司をもういっちょう!
京都といえば、“いず重”さん(下)か“いずう”さんが有名ですね。いず重は八坂さんの前まで行かなあかんけど、いずうさんなら新幹線京都駅の構内でも買えます。見ての通り、ちょっと洒落た鯖寿司やね。
大阪とか広島からの出張の帰り、20分だけ京都駅に降りて買うんですよ。切符買うときに、「京都駅の構内で20分買物したいんやけど」っていえば、同じ金額でみつくろってくれますから。15分でいい?30分欲しい?みたいな。
いずうに併せてよく買うのは、松葉のにしんそばセットと新福菜館のラーメン(下)。どっちも鯖棒に合うんよなあ。