CarKingdom.jp(自動車王国)

自動車をメインに、気になる身の回りのネタを編集人独自の視点で斬る自動車王国。

Report 試乗会でこんにちは!

スズキMRワゴンは可能性の宝庫

投稿日:

ターゲットを徹底的に絞った軽自動車

軽自動車もついに細かな商品戦略が必要な時代になってきたようです。


アルトやミラの時代からワゴンR、ムーブ、ライフの時代になり、そこからさらに細分化される。MRワゴンはこのモデルチェンジで、ターゲットを小さな子供のいる主婦に絞りました。そこから見えてくる機能性には、軽自動車の可能性を感じますね。
カタチやインテリアのデザインは、まあ八方美人系のかわいいスタイルでしょう。いいなと思ったのは、インテリアのカラーコーディネーション。茶色なんかを大胆に使っていて、けっこう品がいい。ダッシュパネルのデザインもすっきりしているし、スズキ初のインパネシフトの使い勝手もいい。
走りも特に不満なんてもんはありません。自然吸気でも十分。室内の静かさも軽自動車としては高レベルの仕上がりです。
本領を発揮するのは買い物をする主婦の声と、乗り降りする子供たちの利便性を考えたインテリア周りです。流行のマイバスケットをすっぽり収められる助手席や、引き出し式のトレイ、欲しい位置に使いやすいサイズでおかれた各種収納やフックなど、ショッピングの供としてはこれ以上ない機能性を誇ります。
それと、子供が乗り込みやすい後席。何も知らない子供たちが、みんなほとんど同じ動作で簡単に乗り込んでしまう、ほどに考えられています。なんでも開発時に近所の幼稚園児たちが協力してくれたんだとか。子供の使い勝手は子供に聞け、と。奥様機能も同様だそうです。
新車の匂いがしない、ってのも二重マル。あれ、酔う人いるでしょう。消臭天井を使っているので、食べ物なんかの匂いも残しません。

googleアドセンス

googleアドセンス

-Report, 試乗会でこんにちは!

執筆者:


comment

関連記事

ドイツで「テスタロッサ」の商標否定!?

クルマ好きの皆さんが「テスタロッサ」と聞けば、思い浮かべるのはフェラーリのテスタロッサですよね?そんなテスタロッサの商標をめぐって、ドイツで面白い判決が出た、とドイツのSPIEGELが報じています。 …

新興EVメーカーにピカピカの女性役員が就任!?

2019年、フォードはRivan(ライヴァン)というアメリカのEVスタートアップに5億ドル投資しました。アマゾンは7億ドルを同年2月に、そしてコックス・オートモーティブが9月に3億5000万ドル、T. …

アストンマーチン社のオーナーが乗っていたDB5コンバーチブル

アストンマーティンを語るうえで欠かせないのが、デイビッド・ブラウンです。アストンマーティンのモデル名に付く「DB」は、そもそもデイビッド・ブラウンが導入したものでデイビッドの「D」、ブラウンの「B」と …

サマージャンボ宝くじを買おう!

アメリカ・ペンシルバニア州のスターリング、という田舎町で見つけた不動産物件が面白いんです。スターリング、って言われたって、分かりませんよね。ニューヨークの中止部までクルマで2時間ほどの距離です。 何が …

no image

悲願のディーゼル再導入、M・ベンツML350ブルーテック

欧州最新ディーゼルターボ車の実力のほどは、M・ベンツの”努力”もあって、徐々にではあるけれど日本でも認められつつある。長距離移動での驚異的な燃費のみならず、街乗りでも案外良かっ …

Facebook

アーカイブ

カテゴリー