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「匂い」を嗅ぎ続けるアウディ・エンジニア

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アウディのツイッターで不思議な写真が公開されていました・・・。大人たちがステアリングホイールや、小瓶に入れられた物体の匂いを嗅いでいる写真がシェアされていたのです。

クルマって各メーカー、独特なに匂いがするものです。年代によっても異なりますし、クルマの匂いというよりも経年劣化によるカビ臭だったりもします。思い起こせば、アルファロメオはアルファ155くらいからフレグランス・シートなるものが座席の下に設置(標準装備として)されていましたねぇ。

でも新車時の独特な車内臭は、様々なパーツに用いられている接着剤だったり、本革の加工に用いられる塗装だったり、プラスチック臭だったりと千差万別なんです。

そんな匂いのなかには不快に感じさせるが存在するの事実。どんなにクルマの出来が良くとも、匂いのせいで乗る人からの評価が下がってしまうことを恐れたのがアウディ、というわけです。

まぁ、実をいうと目新しい話ではなく、2000年代初頭からアウディが取り組んできたことです。

6名のチームで構成される「鼻チーム」はアウディ製品の車内に用いられるパーツの匂いを嗅ぐことが仕事です。6段階の不快指数で構成され、0が無臭、6が最も不快、という判断基準が設けられ4以上のものは使わない、というのがアウディのルールだそうです。

芳香剤でごまかすのではなく、匂いの発生源から評価するんです。しかも新車時のみならず、経年劣化による変化もチェックしているそうです。この徹底ぶり・・・、A型ですよね、Audiだけに・・・。

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