タイの大洪水が収束してから6か月経ってようやく、アユタヤにあるホンダの工場が稼働したそうです。タイはアジアの自動車生産拠点を目指しているだけあって優遇政策がとられていて、色んなメーカーが進出しているんですよね。様々な自動車メーカーおよび部品メーカーが被害を被ったそうですが、ホンダは工場のすべてが浸水してしまったそうで・・・、最もダメージが大きかったと言われています。
ホンダ・アユタヤ工場はアジア、オーストラリア地域向けのフィットを生産しています。6か月の工場不稼働(26万台は生産されていたはず)、復旧対応、生産済み車両へのダメージ・・・、ただ水に浸かっただけではないので、相当な損失です。今のところ1100億円と見積もられているようです。
そして浸水の被害にあった新車1055台、全車をスクラップ処分です。個人的には洗って使えるものは、新車ディーラーではなく「洪水再利用品」としてインターネットオークション、中古部品業者へ売り渡せばイイのに・・・、と思ってしまいます。保証の問題、信頼性の問題、製造者責任等が問題になってくるんですかね・・・。
ワタシがケチ臭いのか、もったいないお化けが出てくるんじゃないかと心配です。ウィンドウ類なんて洗えば使えないんでしょうかねぇ?
それにしても派手なスクラップですよねっ。なーんか日本の自動車リサイクル法がバカバカしく見えてきます・・・。
Our View
Honda has finally, 6 months after the flooded water receded, resumed production at its Ayutthaya plant. The disaster is said to have cost the company the production of around 260,000 vehicles worldwide for the fiscal year that ended last month. While a rash of parts suppliers and other manufacturers were forced to shut down during the flooding, Honda was arguably hit the worst.
The Ayutthaya plant builds the Honda Fit for the Asian and Australian markets. Honda vowed not to use any parts or sell any vehicles damaged by the disaster. As a result, 1055 of the new vehicles were sent to scrap.
Couldn’t they have recycled some parts?
タイの大洪水からようやく復活したホンダ
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執筆者:koganemushi