チェコ共和国の警察が興味深いYouTube動画を公開していました。なんとフェラーリ458イタリアのパトカーを作ったんです。
でも、“今さら?!”って率直な感想を抱きました。まだまだ新しく見えますけど・・・、フェラーリ458イタリアってデビューからもう13年が経過しています。
なんとこのフェラーリ458イタリア、つい最近、警察が犯罪者から差し押さえた車両なんだそうです。具体的な経緯かは明らかになっていませんが、10年ほど保管されっぱなしのもので走行距離わずか2000㎞だったそうです。
外装はシルバーに塗り直され、パトカーとして必要なサイレン、カメラ、無線などを装着。今後は高速道路でのパトロール、違法改造車対策や違法公道レースの取り締まりなどに用いられるそうです。
なお、昨年、チェコ共和国で警察が差し押さえた車両は約900台でフェラーリ458イタリアは決して最も高額な車両でも、最もレアなクルマでもなかったとか。一般的には犯罪者の車両を差し押さえ、売却して犯罪被害の補填をするそうです。どういう法律根拠でパトカーになったのか、色々疑問ですが・・・、まぁ、警察によってはきっといい話でしょう。
フェラーリのパトカーに興味を持つ人は多いでしょうし、興味を持つ市民との距離も縮まるかもしれません。また、フェラーリに乗りたいがために警察官になる人もいるかもしれません。そういう意味でこのフェラーリ458イタリアのパトカーは“客寄せパンダ”という任務も担うのでしょうね。