つい最近、BUZZFEEDで報じられていた“事件”に興味を持ちました。タイトル通りではあるのですが「自由」、「職場での規律」、「誰が悪いのか」のバランスが非常に難しいので、まずは事実だけを列挙してみます。
・クリステン・ヴァン(当事者)はドン・アイレス・ホンダ(アメリカ・インディアナ州)でメカニックとして勤務
・今年2月、アメリカのNADA(ナショナル・オートモービル・ディーラーシップ・アソシエーション)が表彰する「自動車小売業界を支える女性」では10名のセミファイナリストの1名に選出された
名前は残っていますが、動画は消されているようですね・・・。
・クリステン・ヴァンは自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で配信内容が消える)でONLY FANページ((有料コンテンツ配信プラットホームで通常、エロコンテンツが多い))の存在を呟いた。
・同僚メカニック(男性)がクリステン・ヴァンのONLY FANページを発見し、職場で動画の存在を言いふらしたり、勤務中に動画を見たりした。
・クリステン・ヴァンがBUZZFEEDに提出した録音資料によると、ONLY FANのページが存在することは職場にて男性からセクハラされやすい立場に置かれている、と指摘された
・ドン・アイレス・ホンダはONLY FANページの存在でクリステン・ヴァンをクビにしたわけではなく、職務規定違反(どの規定を違反したのかは説明なし)でクビになった、とBUZZFEED取材に答えた
・クリステン・ヴァンがONLY FANページを作ったのは、学生ローンの返済、独立資金や自身のレースカー資金の貯蓄のため
彼女が一番、主張しているのは勤務中にONLY FANページを見る同僚たちが責められるべき、ということ。たしかに・・・。
これが日本なら大概、このように片づけられるでしょうねぇ。
・常に品位を保ち、当社の名誉を傷つけるようなことをしないこと
・職員としてふさわしくない行為をしないこと
あとは届け出無しの副業と見做してクビにしたのかなぁ?
勤務時間外における自由、誰にとってのリスクヘッジかよくわからない「セクハラの危険性」、色々、考えさせられます。