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シボレー・ヴォルトは税金で作り税金で補助?

投稿日:2010年12月2日 更新日:

2011chevyvoltnew002.jpg
「電気自動車」として大々的に発売された、シボレー・ヴォルト。
ぶっちゃけ、限りなく「プラグイン・ハイブリッド」に近い車だと思います。
アメリカでは辛辣に指摘されていましたけど、ちょっとした誇大広告だったってことでしょう(笑)。
GMをアメリカ政府が買収し、潤沢な開発資金を投じて開発された車です。
「国策自動車」と評してもオカシクないかもしれません。
新車価格は4万1000ドル、政府による補助金は7500ドルです。
24万台は売れる、と見込まれていますが、2011年の生産目標は1万台です。
LGケミカルからのリチウムイオンバッテリーの供給が、ボトルネックの要因になっています。
2012年は3万台から4万5000台へと引き上げられました。
アメリカ政府が自動車業界救済を手掛けた際、責任者を務めたスティーブ・ラットナー氏によると
ヴォルトの生産コストは1台4万ドル(開発資金回収を含まず・・・)と言われているんですって・・・。
税金におんぶにだっこ、な雰囲気が感じられます。やっぱり国策自動車ですよね。
言い換えれば、脅威的な存在です。

Our View
The potential buyers of Chevrolet Volt is 240,000 but only 10,000 vehicles are
available for sale in the first year. The problem, according to GM North America
President Mark Reuss, is the bottleneck created by the limited number of battery cells
that vendor LG Chem can produce for GM.
The current plan is to make around 10,000 in 2011 and 45,000 in 2012.
That 2012 number has already been increased from 30,000.
Upping the production numbers is good for GM for another reason.
According to Steven Rattner, former President Obama’s auto bailout chief and worked
intimately with GM, “At least in the early years, each Volt would cost around $40,000 to
manufacture (development costs not included).” The number is not confirmed by GM
but… So, Volt was developed and build with American tax payers money. And as the
government will offer $7500 as tax credit for each purchase made… it is fair to say
that Volt is fully tax backed car. It can be called a “government project”.
Automobile manufacturers around the world should be scared of Volt as far as
we are concerned…

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